Friday, December 28, 2007

されど

実家の玄関先にはバラの花がたくさん咲きます。
赤、黄色、白、ピンク。
だいたいそんな感じです。

母は花が咲くといつも嬉しそうに、その中から1輪切り花にして部屋に飾っていました。

家にはいつも花があります。
ガーデニングなんておしゃれな響きは全く感じませんが、おばあちゃんと母のいわゆる温もりみたいなものを感じるようになりました。

おじいちゃんはもっぱら草むしり。
根気のいる作業です。
でもそれが無いと元気に花は咲いてくれませんから、共同作業なんですね。

小学生の頃は、花が咲くと必ず、学校に持って行きなさいと言って、朝から新聞紙にくるまれた花を持たされたものです。
あじさい、ばら、キキョウ、スイセン、カラー、ひまわり、ガーベラ、マーガレットなどなど。

むかしは何でこんなものに愛情をかけられるんだろうって思っていましたが、いまは何となくですが、わかります。
トシを重ねてしまいました。

知らず知らずのうちに、影響をうけているんですね。
今、東京に住んでいても花はいつもそばにあります。

小さな息吹がすぐそこにあるんだと、実感できます。

きっと好きなんでしょうね。
はな。
明るくなります。

キレイに咲いて人を喜ばせてくれている事に改めて感謝します。

たかが花、されど花。

生きていますね。



Thursday, December 27, 2007

好きなもの

私の好きなものって何だろう

好きな事を形に出来る、そんな幸せな仕事をしている私。
バルールって私の『好き』がつまった宝物達。

いま、来年の秋冬のサンプルを作り始めています。
1月の末にはパリの展示会がスタートします。

初めて丸四年がたち、改めて思う、バルール。

私のフィルターを通って出てくる、かわいい子たちです。
始めた当初から、ずっとこの子達を大切にかわいがって育ててくれたお店の方達。
不安だった私に自信を与えてくれたお客様達。
ありがとう

改めて
自分の好きを再確認して
旅をしたいと思います

今年も残りわずか

本当にみなさま今年も大変お世話になりました。

おかげさまでサイちゃんも1年と3ヶ月が経ちました。
相変わらずのパン好きで、最近行動がおじさんぽいって言われていますが、頑張っています。
良く泣きますが(笑)

年末の大掃除等、まだまだやる事は山積みですが、皆さんからだには気を付けてくださいね。

今日で最後みたいになってますが、そうではありませんよ。
では、また☆

月の奇跡

聖なる日の夜はまん丸い月がみていました

喜びの笑顔で包まれた
思いがけない
空からのプレゼントに
浮き足立って

虹を見て
虹のたもとをさがし

雲を見て
雲の行く先をおって

流れ星の早さについていけず

でも
そのときは
確実にそこに存在していて
触れる事だってできて
嬉しくて
フルーツの香りがしそうな爽やかで 
甘い空気で包まれて

そんな

奇跡の月のプレゼントに
ブランコに揺られるように白と黒のはしごを横切る

凛と
上を向いて
ぬくもりを抱えながら
さっそうと駆けて行こう

リラとバラの香りで包まれる日まで

イルミネーション

12月になるとどこもここも 
あちこちキラキラと輝きだしますね。

クリスマス前にはマンションのベランダなんかにサンタのイルミネーションがあったり、ツリーのがあったり。
私のすんでいる街の駅のロータリーでさえ、街路樹にはきれいな灯りがともります。
会社からの帰りが遅くなった日にも、何だかそのイルミネーションがとてもきれいで、少し癒されます。
誰かが、見る人たちに喜んでもらいたくて飾ったんだなと思うと、ありがとうと思います。

昔は、電気代がもったいないな〜とか、無駄だ!!と思ったりもしましたが、お金じゃない何かを与えてくれますね、ホント。
実際私、この時期の夜の町並みは好きです。
寒さも手伝ってか、より一層輝いて見えます。

家族、恋人達、友達同士、一人。
見る人が違えばきっと見え方も違ってくるんでしょうね。

Saturday, December 22, 2007

彩り

少し前のミスチルの曲ですが、好きな歌詞です。
こんな気持ちで毎日を確かに過ごして行きたいなと、そう思います。

日常のささやかな事が彩りを与えてくれる。
周りに笑顔が増える事、素晴らしく素敵な事だと、そう思います。



『彩り』

ただ目の前に並べられた仕事を手際よくこなしてく
コーヒーを相棒にして
いいさ 誰が褒めるでもないけど
小さなプライドをこの胸に 勲章みたいに付けて

僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑

今 社会とか世界のどこかで起きる大きな出来事を
取り上げて議論して
少し自分が高尚な人種になれた気がして
夜が明けて また小さな庶民

憧れにはほど遠くって 手を伸ばしても届かなくて
カタログは付箋したまんま ゴミ箱へと捨てるのがオチ
そして些細な生き甲斐は 時に馬鹿馬鹿しく思える
あわてて僕は彩を探す
にじんでいても 金 銀 紫

ただいま
おかえり

なんてことのない作業が この世界を回り回って
何処の誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 増やしていく 水色 オレンジ

なんてことのない作業が 回り回り回り回って
今 僕の目の前の人の笑い顔を作ってゆく
そんな確かな生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 頬が染まる 温かなピンク
増やしていく きれいな彩り

Thursday, December 20, 2007

ささやかなこと

天気のいい
透き通った空気の
空がホントにたかくて
ずーっと見上げていたいような
そんな日には

出かけよう


何が無くても
いいんじゃない?

たまには
のんびりと
ぼんやりと

コトバはなくてもいいから
ただ
一緒に
でかけよう

そんな
ささやかなこと


だいじなこと

マザー

自分が幸せじゃない人には、人を幸せにする事は出来ないんだって

マザーテレサはたくさんの人に無償の愛を注いだ
たくさんの人に安らぎと幸福(物質ではなく心の平安)を与えた

一番の貧困は『ものが無い事』ではなく、『無関心』だと言っていた
そう言う意味では、日本はとてもまずしいと


いつまでも傍観者ではいけない

ほんとのこと

たくさんの事にふれて
たくさん手に入れて
それでもたくさん欲しがって

何だかわかんなくなってくるね

なにが
私にとって
ホントに必要?

ホントはいらないものばかりなのに
必要だって思ってない?

曇ってくると
見えなくなるね

ほんとのこと

Friday, November 30, 2007

てれび

テレビがきました

1年ほどテレビの無い生活をしていました。

それで最近初めて

『どんだけ〜』というコトバと、それを発している人を見ました。

わたしはこのコトバを会社で聞いていましたが、野中チャンの口癖だとずっと思っていました。

あと、
『そんなのかんけ〜ね〜、おぱっぴ〜』

意味が分かりませんでした。
コミカルな動きやリズムが子供に人気なのは納得ですが。

テレビってすごいですね。

お気に入りのクロスをかけて、あまり影響されないようにしています。

私はラジオでいいのかもしれません。

しあわせについて、あーだこーだ

ある人が、
『幸せな人とは不幸せに気付ける人だ』
とある哲学者が言っていたと、言っていたのを聞いた。


求めない
と言う本が売れているらしい。
求めない精神でいると、今の自分がどれだけ幸せなのかがわかるらしい。

幸せについて
あーだこーだ、なんだかんだある。

どうおもいますか?
しあわせって。

はなうたうたい

ハナウタをうたう人とすれちがった

怪しいなと 一瞬思ったけど

すれ違い様に顔を見たら
楽しそうに見えたから
何だか私まで 嬉しくなった

わたしも上機嫌で行こう!!

無限の世界の広がりの先に。

S.Nさんは小さい頃に
台風が来ると、
お家が雨、風にさらされてかわいそうだから、毛布でくるんであげてと、お母さんに訴えていたそうです。

台風つながりで
私も小さい頃に妄想していた事がありました。
自分の家が、実はいざと言うときの為に船や飛行船にもなるようにつくられていて、川が洪水で氾濫しても、
船に早変わりして、溺れてる人や、犬(何故か犬だけなんですよね)を助けて、そのまま海に出て、世界中を旅して回ると言う妄想。

しかも、途中で飛んだりもする。家のままで(笑)

子供のイメージの世界は無限ですね。

小さい頃に書いた物語とかも結構笑えます。
例えば、冷蔵庫の中に入ったら、違う惑星と繋がっていて、自分はそこのほしのお姫様でしたとか、あとは当時飼っていたハムスターのピッピとポッポは、夜中に家を抜け出して電車に乗って、お母さんに会いに行ってるとか、それでかわいそうだからといって外に出してしまって戻ってこなかったとか。
これは実話で、本当に帰ってきませんでした。
でも私は満足げでした。

大人になって妄想すると変な目で見られるから、あんまり言わないようにしています。
それがたまに門シンブンで出て来ちゃいますけど(笑)

白の世界

秋田は雪でした。
行ったその日に雪が降りました。

『私、ラッキーですね。』

と言うと、不思議そうな顔をされました。
住んでいる人にとっては、これから長く厳しい時期の始まりな訳で、そんなのんきな事ではないのですね、きっと。

非日常だから、ラッキーとか言えるんです。

でも、雪景色はいいものです。
全てが白い世界。
当たり前だけど、とてもキレイな世界でした。

Saturday, November 17, 2007

まちどおしい

マットメントのHPを作ってくれているフリーのカメラマンのりかちゃん

今カノジョのHPは更新中のため一時休止です。
きのう仮オープンを見せてもらったのですが、素敵!!

もうすぐオープンですからお楽しみに。

そしてもうすぐ、マットメントのギャラリーのページも更新になります。
月曜にリカチャンはたくさんの商品をもってロケに出かけ、きっと素敵な奇跡にたくさん出会って
リカチャンらしい、写真が出来るのだと思います。

くれぐれも気を付けていってらっしゃい〜!!

私は月曜から、極寒の秋田に行ってきます☆
雪、降るのかな。。。

元気かな?

ふくもとさん家の
ふくもとさんに
そっくりな
ジュニア君
元気かな。

屋形船以来ですね。

みなさん、お元気ですか?

Friday, November 16, 2007

!!

07/11/17


やるなら徹底的にやる
どうせやるならちゃんとやる

やるんだったら楽しくやる
楽しくなくちゃ続かない

だから
やると決めたら楽しみながら
徹底的に
ちゃんとつづけて
やっていく

空中にてゆらゆらと、たちこめる、おしよせる

紫式部がさいていた

緑と紫
緩やかに

風にまかせて
お日様に微笑んで

見えないときも太陽は必ずあって
月もわらう
オリオンも勇敢に

唄うたいのdivaは何を想う
くるくると
ぱらぱらと
めくるめく
だらしなく甘い記憶

水平線のむこうにも
しずかにたしかに

メロディの世界
バナナが目を閉じるときも
きっと猫はまるまって
ラクダは空をみあげる

トロンボーンはポロポロと

花束で見えない
ロマンティックでユーモラスな世界

Thursday, November 15, 2007

まるくなる、くるまる そしてゴロゴロ

さむい!!

じっとしていると、足元から徐々に冷え冷えとして来て、ブルッと震えてくる寒さ。
とにかく寒いのがすごく苦手。

ファッションは重ね着が好きだから、秋冬は大歓迎なのですが、でもね、寒いのは困ります。

冬眠する動物の気持ち、わかるな。
特に朝は。

今日なんかも、ベッドからなかなか出られずに、毛布にくるまってはゴロゴロ。。。
そして二度寝。
何だか思考までがのろまになって来て、何もかも止まってしまえば良いのにとか、このまま溶けてしまえばいいのにとか
だらしのない私が全開。

くるまって、まるまって、ゴロゴロ。
朝の葛藤がこれから本格化してきます。

気合いですね。

何色の世界

友達に幸せが訪れた。
すごく突然。
あまりの驚きに喜びすぎて思わず目の前のカノジョを抱きしめてしまった程です。

こんな事ってあるんだね、と。
世の中捨てたもんじゃないよと言っていました。

いま、カノジョの世界の色は『虹色』
果物で言うと、『パッションフルーツ』

とにかく、キラキラしているようです。

良かったね。
こころから、良かったね。

Sunday, November 11, 2007

どう怒る?!

喜怒哀楽。

どれが一番多いかな。

あんまり怒らないでしょ?って言われるけれども、そんなことはないんです。
どちらかというとカッとなりやすい性格だと思っています。

ただ、カッとなる事があったとしても、その勢いにまかせて怒る事は、よほどの事がないかぎりありません。
まず、ぐっと飲み込んでひと呼吸おきます。
勢いにまかせて、怒ると感情的になって、たいてい言わなくても良い、余計な事まで言ってしまうものです。
怒られた方は、その怒りの状況に驚き、本質を見失ってしまいがちです。

今のこの怒りは、自分の思い通りにならない事に対する怒りなのか、人道的に反する事に対する怒りなのかを、そのひと呼吸の中で考えます。

きっとこのやり方は、母から教わったのだと思います。
いいか悪いかはわかりませんが、私はこれが身に付いてしまっています。

だから喧嘩はあまりしませんが、意見の相違について話し合う事は良くあります。

近くにいるサイちゃんは、私が怒りを飲み込む瞬間を何度か見ていて、むしろそれが怖いと言っていました(笑)

その人の事を想えばこそ、怒る事もある。
そこにはきっと母親的な愛情が必要なんだと思います。

魅惑の国

中国に行ってきました。
魅惑の国。
3度目の中国。

昔学生だった頃、民族衣装の美しさ、伝統の技に感動して、休みを利用して雲南省のアカ族の生活を見に行こうとした事もあった。
が、その頃にちょうどサーズとかいう病気が流行、そのエリアは渡航禁止になった。
魅惑の国、中国。

行ったのは仕事でだけれども、その国の生活、文化に少しだけでもふれることができる。
貴重な体験。

この国でもたくさんの人の手を通してものが出来ている。
大量生産の国だから、物への気持ちとか、思い入れとかそんな悠長なことは言ってられないのかも知れないけれども、
確実に人の手を介して作られている。

異国から持ち込まれた帽子の企画書を懸命に理解して、それに応えようとしてくれている。
その結果、ものが出来る。

国が違えば、文化も生活のレベルも、いいものとは何か、幸せの価値観も、違う事ばかり。
その中で、1つのものを作る為に同じ気持ちを共有して、出来るという事は奇跡に近いものがあると思う。

上手く言えないけど、もの作りというきっかけを通してこの国に触れる事が出来て良かった。
観光では見えないであろうものが見えている気がする。

未だに食事には馴染めないけど、精一杯のおもてなしの気持ちに感謝。

しっかり頑張ります。

なんだかそんな気持ちにさせられる、魅惑の国、中国。

Friday, November 02, 2007

ヤキニク好き☆

さてさて今回は、またしてもヤキニクの会です。
マッドの女子はヤキニクが大好きです。
今回はキヨさん(社長夫人です。)が探してくれた初のお店!!
送られて来たお肉の写真を見て、あの、『焼き肉番長』の野中チャンと2人で一気にテンションが上がったのでした。
(今回は残念ながら、リカチャン、サイちゃんは予定があり参加出来ずでした。)

7時半に会社でキヨさんと待ち合わせ、3人で門前仲町の店に向かいました。

店の名前は『牛和鹿』
『うしわか』と読むらしい。
なんで鹿?
聞くのを忘れました。

で、なんだか鄙びたスナックとか一杯飲み屋みたいな所を横目にしながら、『うしわか』はありました!!






『?』
なんで何も匂いがしないのだろう???
みんな一気に不安になってきて、どうする?お客さん誰もいなかったら、どうする?とかなり不安になってきました。
ちょっと覗いて誰もいなかったら、帰りたい、そんな気持ちにすらなっていました。
だって、、、
女子会のヤキニクはおいしい焼き肉って決まってるから〜!!
ヤキニク番長がだまっちゃいませんよ。

ところが、お店から出て来たお客さんとすれ違い、そのときにおじさんが
『ここは本当においしいよ〜。本当に新鮮な肉だからね。店長も新鮮だしね。』と上手く笑えない冗談を言ったんです。

一気に期待が高まりました。

席に案内され、もうここからは『すごーい』『へ〜』『おいしそう』『これはなんですか』の連発。
だって聞いた事の無い肉の種類がたくさんあったんです。

『ひうち、ざぶとん、みすじ。』
なんだこれ?ですよ。




しかもこれがおすすめって言うから、食べたくなるわけです。
しかも刺身でもいけるっていうから、すごい。
これにはキヨさんは、『生でしょ?』って少しおそるおそる。
そんな横でヤキニク番長野中チャンは、『おいしそ〜』と意気揚々!!
もちろんわたしも。

さしみの中でもタンの刺身(『生タン』って言ってた気がする)は、ほんと絶品!!
口の中でとろけるような質感と、適度にある歯ごたえ、そして全く臭みのないまろやかな味。
最高でした。

ヤキニクのお肉もどれもおいしくて、タレも4種類の味が楽しめるようになっていました。
わさびは勿論生のわさびを、その場ですって。お醤油に入れてわさび醤油が、これまたおいしいんです。
お肉の甘みと、ぴりっと辛いわさびがこれまた素敵!!

サイドメニューも脇役としてではなく、立派に主役級においしいですよ。
豆腐チゲ、あとなんだったっけ、野中チャン、、、名前を忘れちゃいましたが、両方とてもおいしく最後まで残さず頂きました☆

ここからはいちいち味の説明をしていたら、本当に長くなるので、写真をどうぞ〜。




本当においしいから、覚悟してください。
しかもスタッフの方も、お店に自信を持っている様子で感じが良かったです。

店長さんがブログ楽しみにしてますって、軽くプレッシャーでしたが、お世辞抜きでおいしかった。
大満足の女子会でした。

ありがとうございました。
次回はサンカク、ザブトンで!!

Wednesday, October 31, 2007

めでたい?!

OCT,31




今月は何かとぱたぱたと、急ぎ足で過ぎてしまった感があります。
気付けば、もう明日から11月。
もうすぐ、今年も終わりです。


今月は母親が、私を産んでくれた月です。
それから随分と時間が過ぎて、気付けば33年も経ってしまっていました。

幼稚園の記憶だって、まだ鮮明にあるのに、
お遊戯会のときにやった事も無い、日本舞踊を踊らされ、嫌でしょうがなかったとか、
シュウジ君とブランコで遊んで、そしてその後に誰かをジャングルジムから突き落としちゃって、大変だったとか。。。

それからこんなにも時間が過ぎて、立派な?!大人になりました。

母にありがとうの手紙を書いたら、手紙の返信ではなく、珍しくメールでこんな返事がきました。


『白金も 黄金も 玉も 何せんに まされる宝 子にしかめやも』


これは万葉集で山上億良が詠んだ歌です。

こんな事、書いてくるなんて思いも寄らず、じわっときました。


こちらこそです、なんて妙によそよそしく返信しました。
素敵な母親だなと思ったのでした。

きっとこれからも母親にとってはずっと子供なんだなと、いまだ感じた事のない感情に想いを馳せました。
友人の何人かがもうすぐ子供を産みます。

これまでは、私と同じ目線だったけど、きっと変わるんだろうなと今から楽しみです。
子供ってすごいんですね。
宝ですって。
すごい。
ええ。

ねぇ。

Saturday, October 20, 2007

職人さんと

9月のpremiereから始まり、先日の九州展示会を最後に、2008春夏の展示会が全て終了しました。

ご協力いただきありがとうござました。

さて、早速あすからは生産すべく、秋田に行ってきます〜。
職人さん達との打ち合わせです。

秋田は寒いらしく、もうストーブがついているらしいです。
鍋がおいしい季節ですね〜☆

寒がりな私ですから、たくさん着込んで行ってきます。
今回はサイちゃんも、初秋田です。

では、明日から行ってきます〜!!

Friday, October 19, 2007

MATTO MENTOへようこそ〜

天気のよかった、今週の水曜日。
展示会の空き時間にmatto mentoにテクテク歩いて行ってきました。

お店は福岡市内の大名というところにあります。
繁華街から少し入った、落ち着いた環境にある、ゆっくりと時間の流れる空間です。
(車を止めるスペースもありますので、遠くからいらっしゃる方もゆっくり過ごしていただけます。)

入り口は開放感のある全面ガラス張りの扉。
天気のいい日は全開で、外の空間と一体化出来る造りです。
お店の前には、お客様ともお話が出来るように、ベンチが置かれています。

とりあえず休憩なんてのもいいです。
ベンチの横の花壇には、もうすぐ一面にクローバーの葉が咲き始める予定です。
楽しみ。





中に一歩はいると、天井が高く、白い壁に落ち着いたアンティークの什器。
何だか、ワクワクします。
何か気に入るものがありそう!という時、そんな気持ちになりませんか?

matto mentoは帽子等の小物を中心として、『商品を通して世界旅行の気分を!』をコンセプトに、そのシーズンに気になるお洋服も揃えています。
the north face、golden goose 、nanamica、勿論レディースもあります。


すこしですが、写真で店内をどうぞ☆










壁面にはピアス、ブレスレッド、ユニークなキーホルダーなどなど、くすぐられる商品が。



コロンとした可愛い形の巾着バッグはMARIA LA ROZA
コーディネイトにバルールのストール、素朴な風合いのCLEOのベレー。






valeurも可愛くディスプレイされて。







このリボンは10センチからカットしてくれるので、手首に一巻きして、ブレスレッドにするととってもかわいい。
もちろんラッピングにも。





最近、プレゼントの定番となりつつある、フランスからの『COTE BASTIDE』のフレグランス&バスグッズ。
私も愛用していますが、アロマの心地良い香りに包まれてリラックスした時間を過ごせます。
お部屋に置いておくだけでもかわいい佇まい。
これに、キャンドルを灯せばうっとりな空間が出来上がります。

本当におすすめです。






さてさて、ここでみなさまにスタッフの紹介です。

女の子、左から『まーぼう』『くみちゃん』『みずきちゃん』
後ろの怪しい人『チェザレ 阿部くん』
最近阿部君は、パリへバイイングへ行った際に、イタリア人のパオロさんから『チェザレ』というニックネームをもらいました。
だからチェザレ阿部です。

ご覧の通り、
いつも笑いの絶えないみんなです。

何も無いときでもついつい立ち話したくなるような、そんなお店です。
















『ぜひ、遊びに来て下さい。お待ちしております。』
と、言っていました。





ありがとうございました

九州の展示会に来て頂いたみなさま
お忙しいところありがとうございました。

遠くは岡山、鹿児島などからも来て下さいました。

今回タイミングよくFUDGEも発売になったばかりで、バイヤーさんからの、嬉しい反応の声も直接伺う事が出来て、嬉しく思っています。

みなさんから、たくさんのパワーをいただきました。

ありがとうございました。

気が早いですが、2008春夏のVALEURがお客様にも喜んで頂けますように☆

Wednesday, October 17, 2007

九州にて、展示会です

九州のお客様に会える唯一の時間。
半年に一回の貴重な時間。

帽子人口が少ないから難しいかも、、、とお話をしていたお客様はもうすぐ知り合って3年くらいになりますが、
今回改めて振り返りながらお話をして、最近は本当に帽子をかぶる人が増えましたよ~と、うれしい声。
私も帽子が似合うように今、髪を伸ばしていますとの事。

展示会中も全ての帽子を試着されていて、本当に嬉しかった。

キッズの帽子もほしいとリクエストもいただきました。
最近、この声が本当に多いのでびっくりです。

小さいってだけでもかわいいものです。

いつかできたらいいなとも思いますが、まだまだ未定です。


九州は地元だからなのか、ホッとします。

明日までの展示会、できる限りたくさんの方から話をききたいなと思います。

では~★

月夜の衝動

OCT.15

新月の日には日頃とらないような行動をとってしまっていることがある私。
いつも後になって気づきます。


「新月の魔法」


しかも今月は私の誕生月なので、きっとその影響も大きいのだと思います。

あんなことしなきゃ良かったな~とか、言わなきゃ良かったな~とか、後悔の嵐。
でもそのときは、何か自分以外のものに突き動かされるかのように、とても本能的に動いてしまっています。

月の満ち欠けで影響を受けるなんて、ばかげていると思うかもしれませんが、私はそうなんですよね、、、。

月光浴をした夜はよく眠れるし、次の日は静かにパワーがチャージされている感じがします。
太陽の光が苦手な分、月からの光で元気をもらっているんですね、きっと。

今日も月が見れるといいのですが。

Monday, October 15, 2007

偶然のおくりもの

日曜日に熊本から遊びに来ていた親友と上野に行く事にしました。

急に不忍池の弁天様にお参りがしたくなって、前日の夜から行くって決めて、ベッドに入ってからもそわそわ。

学生の頃から、私たち2人は、何も無くても楽しめるから、近所を散歩して1日過ごす事もありえるのですが、せっかくの休みを利用して遠くから来ているから、それも何だか味気ないなと思い、出かける事にしました。

もう毎年来てくれているから、観光名所はほとんど行ったから、特にここに行きたいとかの希望も無いらしく、お任せで。

で、なぜか参拝。

かなり乗り気な私たちは、いつもよりも早く身支度を整えていざ!!
天気もすこぶる良く、参拝日和。
サルスベリの木のピンクの花がとてもきれいに青空に映えています。
この色合い、光の入り方すごく好き好き、胸の奥の方がじんわりきます。






上野の森は初めて。

都心にいながら森を感じる、素敵な環境です。

見上げるとため息の出る景色。
この大きな木はたくさんの生命を支えているんだな~と、目を閉じて。
そよそよと優しく木々が揺れていて、その葉の重なる音を聞くだけで癒される時間です。

深呼吸。




しばらく進んで弁天堂へ。
蓮の葉が、とんでもなく大きくてすこし怖かった。
見渡す限りの蓮の葉の絨毯。
花の季節にも来てみたい。




小さい頃に祖母とよく卵をもって弁天様にお参りに行きました。
子供ながらに神様はこの卵を食べるんだ、新鮮な卵じゃなくちゃ、と思っていました。
お経を上げる最中も、卵の事が気になり、ちらちらと見ていた記憶がある。
なんで卵?もっとおいしいものはたくさんあるのに、と思っていました。
そのわけは、未だにわかりません。
ここにも卵のお供え物はありました。
次回は卵持参で。

参拝をすませて、何だか清々しい気持ちになった私たちは、かなり満足げに次ぎなる目的地へ!!





そう!!
なんと、偶然、シャガールの写真展が昨日から開催されていたんです。
本当に偶然、最近、家にシャガールの色彩が欲しいな〜と思っていたので、ホントにビックリ!!

思わず
『すごーい!!』と声を上げてしまいました。

この展覧会はシャガールの絵の個展ではないのですが、シャガールのアトリエの雰囲気、製作中のシャガールの子供のような無邪気な顔など、これまで見た事の無い世界がみれました。
勿論、本人の絵もあります。

光と色彩の織りなすファンタジーでした。

花の絵のポスターを買いました。

これで、部屋にシャガール色が加わり、自宅での幸せな時間が過ごせる事と思います。



こんな平和な時間を過ごして大満足な私たち。

熊本に着いたカノジョはロールキャベツを食べながら電話口で、また行こうね〜と言っていました。
次は江ノ島の弁天様ですね☆

Friday, October 12, 2007

PREMIERE 日記3

今回も会場には素敵な方達がたくさん。

この人達は会場をこのメイクと素敵な衣装でず〜っっと歩いていた。
思わず見とれていたら、写真をとっても良いと言われたのでパチリ。
男の人は30分、女の人は1時間のメイク時間。
それにしても本当にうっとりしてしまうほどに美しい。







そして毎回この会場でみかける名物マダム。
ずっと気になっていてなんだろう??この人って。
ものすごくチャーミングな笑顔で、ファッションもいつも個性的。

思いきって話しかけてみたら、全てフランス語で何もわからず、でしたが、気にせずにジェスチャーで想いを表現。。。

わたし、あなたの事すっごく素敵だと思うし、かわいい!!みたいなこと。

するとこのマダムも、このボーダーのワッチをかわいい!!と言ってくれて、被りたいといってくれました。
で、パチリ、この写真。
笑顔がホントにキュートです。
きっとこころもこんな笑顔なはず。
心は顔にでますからね。
次の日にもブースに来てくれました。

このマダム。なんとモデルさんでした。どおりで、さすがと思いました。






次はペネロペクルスそっくりのカノジョはVALEURのブースの前に出展していたジュエリー屋のお姉さん。(勿論年下ですけど)
私が座ってテーブルクロスにステッチ入れる作業をしていたら、興味を示してやって来てくれて、すごく好きだと言ってくれました。
そして、帽子をかぶりたいと。
!!嬉しいなと思い、これきっと似合うよと言い被ってもらった。
やっぱり似合う!!素敵ですね。
可愛い人は何を被っても可愛いから、美人は特だな〜と思いながらパチリ。
最後には、秋冬物のミモザをお買い上げ頂きました。ありがとうございました。それも勿論、とってもお似合いでした。






最後はおなじみのキーノさん。
傘やさんです。
毎回覗いてくれて、慣れないハグやキスをしてくれる。
生粋の日本人の私は、やはり気恥ずかしい。

今回お疲れ気味だったので指圧をしてあげたらすごく楽になったと、ご機嫌で、この写真。
すてきなおじいちゃまですね。


Thursday, October 11, 2007

07/Oct. PREMIERE 日記2

公園をバックに急遽この期間中だけテントが作られる。

なんだか旅芸人のサーカス小屋みたいなかんじです。
実際に展示会を、サンプルを持ち回り行脚してる人たちもいます。

そこがPREMIERE CLASSEの会場となります。








何回か来ていて顔見知りになる人たちもいます。
あんまり出展者の入れ替えもそうないから、年に二回、会えるのが楽しみになってきました。

バイヤーさんともここでしか会えないので、過ごす時間を大切にしたいと思うし、来て良かったと、喜んで、帰ってもらいたいと思います。

今回のバルールのブースはこんな感じです。






テーブルにはハンドステッチを入れたクロスを。
会場でお客様を待っている間に少しづつ仕上げています。
今後もすこしづつ変わっていくと思います。
このクロスが欲しいという方や、写真を撮っていく人たちもいてちょっとしたコミュニケーションツールです。





毎日ここに、朝メトロにのって通います。
朝のこんな何気ない日常も、私にとっては数日間のパリ暮らしを体験出来る嬉しい出来事。
いまだにメトロに乗るのは大好きです。
薄暗くて日本みたいにキレイではないのだけれど、独特の空気がただよっていて居心地が良いんですよね。
非日常だからいいんでしょうね。これが毎日だったらもっときれいにしてよ〜とか思うのかもしれませんね。

とりあえず、束の間の非日常を満喫すべく、頑張ります!!

07/Oct. PREMIERE 日記1

行ってきますも何も言わずに出かけてしまい、ただいまと言うのも何だかしっくりきませんが、
帰ってきました。

『ただいま!!』

10/5から4日間、プルミエールに行ってきました。
今回もたくさんの方のご協力のおかげで、無事に終える事が出来ました。

ありがとうございました。

先月もこのチュールリーの公園には花がたくさん咲いていて感動的でしたが、今回はもっと華やかに咲いていました。
日本の花壇ではなかなか見ない、色彩鮮やかでいて調和のとれた美しい花がゆれていました。
こんな色彩の中で暮らせたらどんなに幸せな事かと、おとぎ話を想いました。

ヨーロッパの物語にはフェアリーがよく出てきますが、この花壇にも確かにいるなと思わせる何かがありました。
みんなが花壇の前で記念撮影をしている横で、黙々と花に見入り写真を撮っている変な日本人風情な私。
花をバックに撮ってあげようかと、声をかけてもらったけれども(フランス語だったからわからなくて、彼らのジェスチャーではそんな事を言っていたと思う)、わたしにはそれは必要なかったから『ノン、メルシー』とカタカナ表記のコトバを伝えて一応笑顔で答えたりした。

設営の前にまずは公園へ。
今回もここに来れた事に感謝。






相変わらず空は薄曇りのグレーな色だけど、それとは対照的に鮮やかに彩りのある花達





ランダムに植えられたのだろうけど、そのナチュラルさがたまらなく好きでした。

Sunday, September 30, 2007

FUDGE11月号

お知らせです。
FUDGEの11月号にVALEURが掲載されます!!
見開き1ページの特集です。

FUDGEはとても感度の良い雑誌だなと思いますし、読み物も面白いし、ショップのスタッフさんにも人気の雑誌です。
私も創刊当時からの愛読者です。

そんな好きな雑誌なだけに嬉しいです。

VALEURの雰囲気にも合っていると思います。
モデルさんに被ってもらい、撮影にも行きましたが、本当に素敵なんです!!
あとは、アトリエがチラッと写っていて、コメントなんかもチラッと。
この辺は少し気恥ずかしいですが。

良かったら、のぞいて見て下さい。
コンビニとかにも売っています。

そうそう、
発売は10/12なのでもう少しお待ち下さい。

どうでもいい話

ぶどうがおいしい。
梨もおいしい。
桃もすごくおいしい。

最近、ようやく秋めいてきました。

ちなみに、私は季節の中で秋が一番好きです。

スーパーに並ぶくだもので季節を感じます。
最近は焼き芋とかも売ってます。
さすがにまだ焼き芋までには手が伸びませんが。
焼き芋は、ホントに寒い日に、ほくほく言いながら、湯気を感じてたべたい。
だからまだ早いかな〜。

ある人からのすすめで最近朝はくだものをたくさん食べています。
ここ2週間くらいで、ぶどう、梨、桃の消費量はかなりのものです。
ぶどうにいたっては毎朝1房たべてしまうほどです。
あの小さな袋の中にはつるんとしたみずみずしい実が、しっかりとおいしくなって詰まっていて、ぶどうすごいな〜とか思いながら頂きます。

くだものって自然の恵みって感じがしませんか?
朝から頂くと、元気になれる気がします。
気のせい?!

あすはプラムを頂こうと思います。
どうでも良い話ですけどね。

Friday, September 28, 2007

最近思う事

最近読んだ本にこんな事が書いてありました。

『現在のあなたは過去の蓄積』

なるほど、確かにその通りです。

それなら、
未来の私が今の私よりも素敵になる為には、過去にやってきた事より以上の蓄積をしなくてはいけない。

未来の自分の姿をイメージして、楽しみながら蓄積ができれば一番。
もちろん、目指すものがあれば、辛い事もあるかも知れないけど、なりたいイメージが強ければ強いほど、想いが強ければ強いほど、それは乗り越えられるんだと思うのです。

食べるもの、寝る場所、着るものに困る事も無く、努力しても報われないなんて言う国に生まれたわけではない。
そう言った意味では恵まれた環境に生まれてきたと思います。
ありがたい事です。
日本は自分次第でどうにでも出来る環境。

自分の今の境遇を自分以外のせいにしたり、愚痴ったりするのには違和感を感じます。


今の自分は過去に自分がやってきた事の結果ですから。
誰のせいでもなく自分のせいです。

未来の自分が納得の行く自分である為にも、毎日精一杯、よい積み重ねをしていきたいと思いました。

Sunday, September 23, 2007

SIENA

イタリアのSIENAという街。
本当に素敵な街です。

ここにもVALEURはありました。
夢のような話。

どんな方達が買って下さるんだろうな〜と物思いにふけました。

ともあれ、こんな素敵なところに行けた事が本当に幸せです。

コトバに出来ないから写真をどうぞ。






暑い中、ありがとうございました。

パリは寒かった。
人よりも多分寒がりな私は、コートを持っていけば良かったと思うくらい。
サンダルなんてあり得ない、初秋な気候でした。
さすがパリジェンヌはもうブーツですよ。
ショート丈が多かった気がします。
薄手のニットを着ていたり、ストール巻いた人もいたりと秋を感じました。

ところがやはり日本はまだすごい湿度。
空気が重いと感じました。
あ〜、帰ってきたんだな〜と実感。

32度って真夏です。

バイヤーの皆さんはやはり季節を先取りなかたが多いから、秋の装いだけど、気候は真夏。。。
jumble展示会中はホントに暑くて、駅からあるいて少し距離があるからバイヤーさん達はきっと大変だったはずです。
そんな中、本当にみなさんありがとうござまいた。
久しぶりにみなさんにお会い出来て、色々とおはなしも出来て良かったです。

今の時期、展示会が多く、バイイングが終わってもなお事務処理が多くとっても忙しいと聞きます。
みなさん、お体には気を付けて下さいね。

充分な睡眠と適度な食事を!!

ではまた☆

もうとっくに、ただいま!

いってきます!と言ったきり出かけっ放しな感じになっていますが、もう戻ってきています。

ただいま

今回は、一人旅ではなくサイちゃんとの2人旅。(出張ですけどね)
珍道中が予想されていましたが、やはり思った通りの楽しい旅でした。

海外展が初めてのサイちゃん。
緊張するかと思いきや、やはり海外生活が長かったカノジョは日本と違う開放感のある海外の空気が肌に合うらしく、
日本では見た事のない、スカッと抜けきった笑顔で、『水を得たさかな』でした。

展示会の設営に向かう前に、空き時間があったので、ルーブル美術館やチュールリーの公園に行ったりして、半ば観光客ばりに記念撮影をしてキャッキャッとはしゃぎ、噴水の前のベンチに座ってジェラートなんか食べたりしました。
シナモンはイマイチだったね。

ベンチに座って、『何で今私たちこんなところでジェラート食べてるんだろうね、1年前にはこんな事想像すら出来なかったね。』
とか言いながら、明日から頑張ろうね!と決意したのでした。

私たちの決意表明は、必ず何かを食べながらが基本。
前は、そう、餃子だったね、サイちゃん。

あんまりご飯は食べないから少し心配だけど、心強いわたしのパートナーです。


パリでの展示会はおかげさまで無事に終わりました。

日本のお客様にはjumbleでお会い出来る事を楽しみにしています!!

Monday, September 03, 2007

はりきって、シュルブプレ〜☆

いよいよいってきま〜す!!

いよいよ6日からPREMIEREがはじまります。
2008年春夏のスタートです。

今回の私の中のテーマは『プレゼント』です。

今まで『ありがとう』、とこれからも『よろしく』の両方の気持ちをこめてつくりました。
皆さんにお見せ出来るのが楽しみです。

といいつつ、もう時間は午前0時を回ってしましました。。。

もう一息!!

今回はサイちゃんと一緒にいってきます。
わくわく、ドキドキ、珍道中の予感あり☆

精一杯楽しんできます!
いってきま〜す☆

Friday, August 24, 2007

今年も頑張っていますね、せみ

本当に暑いなぁ〜と、夏を今頃になって本格的に感じながら、毎朝電車に乗る為に駅に向かいます。
いつも行くコンビニのお兄さんが、髪の毛を切っていて青年から少年になっていて、かみの毛ってただ頭に何となくあるものじゃないんだな、とか思いながら伸びっぱなしな自分が怠け者に感じたり。手を加えるとそれだけ素敵になるものですね。
などと思ったリしました。

夏には、それを充分に意識させてくれる『せみ』がミンミン。
ミンミンって文字はかわいいけど実際はなんだか、絞り出すような音です。

わたしは虫が苦手です。
足が節になってたり、何を考えているかわからない目をしていたり、飛んだり(突然思わぬ方向に)
イメージするだけでも、いま本当に怖くなってきました。
きっと彼らは宇宙からやってきたに違いない。誰かもそう言っていました。その生体は未だに謎の部分が多いらしいのです。
わからないから宇宙のせいにしてるんだな、とも思いますが。

そんな嫌いな虫のなかにもちろん『せみ』も確実に入っていて、しかも今すんでいるところは田舎の方なのでやたらと多いわけです。

駅に向かうまでにも、近くにいるなと感じることが何度も。聞こえる方向を避けて通ったり、遠巻きにみながら警戒態勢で通過します。
夜になると部屋の電気に反応するのか『ジュー』とか言いながら窓にコツンとぶつかり、でベランダに落ちて、おそらく『裏』返しになってしまい、これはまずいと思ってかなりあせって『おもて』にならなきゃとジタバタしてる(想像するに)おとが聞こえます。
身も凍る恐怖です。
ベランダを見る気にもなれず、ただ祈ります。
どうか『おもて』になって、去っていきますように。。。

そんなときに、ラジオでセミは7年間土の中にいて、数日で死んでしまう。たしか小学校で教わった気もするけど、忘れていた。

それをきいて、せみを好きにはなれないけど、応援したくなりました。
自分が『せみ』になって想像した。数日しか太陽を見れないせみにとっては7年間はとてつもなく永遠。
土の中でまだ見ぬ空をめざして生きている。すごいな、命って。

やっとの事で出て来た世界で、これまで蓄えていたエネルギーを一気に放出!!だからあんなに大きな音なんだ、絞り出すような、激しいおと。生きてる証だ。いっぱいいっぱい飛んで、空を横切って、風に乗って、木にとまって、電柱にとまって。

『せみ』を見る目が少し変わりました。
だからといって好きではないけど、眉間にシワを寄せてみていた亡骸も、よく頑張ったねっておもえる。

また来年も同じようにこの時期はくるのだけど、毎年恐怖は変わらないのだけど、力強いいのちを感じると思うのです。

昆虫採集は出来ないと思います。
もともと好きじゃないけど。
いのちをもらって勉強させてもらうのだから、昆虫採集とかをしたら
そのいのちにお礼を言うのがいいのではないでしょうか。
と、思います。
 

こんにちは

みなさんこんにちは。

「しつけ」でブログがとまってるけど、どうかしたの?
早く更新しなさいよ
入院してたの?
やめたの?

等等、メール頂いたり電話だったり、ご飯食べながらだったり。。。

すみません、何事もありません。

お恥ずかしながら、自分のブログにログイン出来ずになんやかんやとしているうちに
こんなにも時間が経ってしましました。

ようやく今日、私に救いの手が!!

りかちゃん!!

ありがとうございます。
どうすれば良いかわからず、前日もあれやこれやとやったけど訳の分からない、新規のブログとか勝手に
作ってしまっていて、リカチャンも『なんで〜、なんで〜』と悪戦苦闘。

1時間弱でしょうか

『できた〜!!』

ファンファーレが鳴り響き、空からはキラキラと紙吹雪、天使のはしごがおろされた、そんなイメージでした。

2人で大喜びの午後なのでした。
リカチャン、ホントにありがとう。

リカチャンの粘り強さを感じました。
もう勝手にいろいろ変更したりしません!!


というわけで、2ヶ月弱の間もいろんな楽しい事がありましたので、おってアップします。

これからもよろしくお願いします!!

取り急ぎ、今回のマットメントのHPの中にリカチャンを物語るおもしろ写真がありますので是非是非見て下さい。『ファニーなラマ』『エキセントリックなバク』だそうです。何とも言えない表情、そこに目をつける変わった視点のりかちゃん、さすがです。私、この写真みて思わずわらってしまいました。すっごく好きです。では、」どうぞ!!


madfactory.co.jpのHPはこちら☆

てすと2

てすと

てすと

Thursday, June 28, 2007

しつけ

突然ですが、
最近友達と話していて、小さい頃にどんな風に怒られていたかを思い出しました。

子供の頃の時間をほとんど祖父母と過ごした私は、だいたい祖母に怒られる事が多かった。
私の祖母は近所では厳しいと評判で、何か悪い事をすると、『のりちゃん家のおばあちゃんに言うよ〜』と言われるほど。

ひどく怒られるときは、家の外にあった物置みたいなところに入れられて、真っ暗でただでさえ怖いから、息が出来ないくらいに泣いて
しばらくするとそれに疲れてきて、落ち着いて、『わたし、なんで怒られたんだろう』と考えて、自分なりに反省してくる。
懐かしい記憶です。

私が小学校3年の時、一度だけクラスの子をいじめたことがあります。
とても恥ずべきことです。
それを知った祖母から、生まれて初めて頬をはたかれました。いまでも鮮明に覚えています。
祖母は泣いていました。
わたしは頬の痛みよりも、祖母の涙が辛く、いじめた子の事よりも祖母を泣かせてしまった事に、言いようもない気持ちになりました。
近くにいるのに、何だか遠くに感じてしまう感覚、体の平衡感覚がなくなる感じ。
ものすごい後悔。
もう絶対にしないと思いました。



そう言えば実家には約束事みたいなものが、筆書きでかいて貼ってありました。

ものを粗末にしない
ひとにあったら必ず挨拶をする
ご先祖様、自然に感謝する
陰口をいわない
不平、不満を言わない
コトバを大切につかう
話す時は相手の目を見る
相手の立場に立ってかんがえる
 
などなど、細かい事がもっとたくさん。
その理由も教えてくれました。
お寺に行っては、地獄絵図をみせられ、悪い事をすると舌を抜かれるとか、針山にさされるとか聞かされました。
これはホントにこわかった。
実は今でもこの事は信じています。(因果応報です)

こんなことを繰り返しながら、大きくなってきたんです。
私の性格のベースは間違いなく祖母の影響。
良いのか悪いのか、わかりませんがこれが今の自分だから受け入れたいと思います。

自分に子供が出来たらどんな躾をするのかな〜、とまだ見ぬ我が子へのしつけを考えるのでした。

ていねいなくらし

毎日繰り返していく暮らし
でもこれにも必ず終わりが来るし、同じ時間は二度とはないから出来るだけ丁寧に過ごしたいと
最近思います

毎日朝が来る事
雲の形が変わっていくのを眺める事
窓を開けたときに聞こえる木々の葉の揺れる音
公園から聞こえる子供の声
地下鉄の階段を上って、真っ先に見える月

日々の中でいろんな事を見て、聞いて、感じているんです

気持ちに余裕がなといろんなものが見えなくなります、感じれなくなります、優しくなくなります


そして、そんな自分に気付いた時にはとても落ち込みます


暮らしの中には微笑みが欲しい
どんなに些細な事でも良いから、見つけられれば1日を幸せにすごせると、私は思います。

ちなみに今日は、朝、いつも通るあじさい道のあじさいが近所の人たちから添え木をしてもらって、元気になっていました。
それを見て、ジンっときました。
嬉しかった出来事です。

Monday, June 25, 2007

強さと優しさ

JUN.26

ひかりがあまりにも強すぎて
まっすぐに見れずにいます

手をかざしながら
おそるおそる見ています

まだ自分を守っていたいから
ちっぽけなものさえ投げ出せずに
小さく一歩踏み出しては、引き返しなかなか出れずにいます


でもその光を
正面から見てみたい
感じてみたいと思っています


潔くて、強くて、深く染み入るほどのぬくもりがあって、包み込む優しさがあって

その光の先には
きっとたくさんの人の笑顔があるのだと思っています

Monday, June 18, 2007

雨恋しい

JUN.18


晴れ、晴れ、晴れ〜!!
今日も良い天気でした。

もともと晴れの方が好きだし、明日も雨とかわかってる日の、夜寝る前には、『明日も雨か〜。。。』と気分がクタッとしてしまうけれども、こんなに雨が降らないと『水』が心配になってきます。

自然の恵み、命の源。

人の体も、こんな日には特に水分補給をこまめにしないと。
のどが渇いてから水を飲んでも、手遅れらしいです。
渇く前に補給しておかなくては。
これがバテない秘訣らしいです。


毎日通るあじさい道は、大きな体をいっぱいに、たくさんの花を広げています。
けど、やっぱりこれだけ雨が降らないと、少し疲れてるかんじです。。。

雨の似合う花ですから、たくさんの雨に包まれてほしいです。

雨恋しい今日でした。



Friday, June 15, 2007

残ることば

心にスッと染み入ります。

*「ありがとう」
 言う方は何気なくても言われた方はうれしい。
 「ありがとう」
 これをもっと素直に言い合おう


*感謝の心が高まれば高まるほど、
 それに正比例して幸福感が高まっていく


*世の為、人の為になり、
 ひいては自分の為になるということをやったら、
 必ず成就します。
(以上、松下 幸之助)



*与えることは最高の喜びなのだ。
 他人に喜びを運ぶ人は、それによって
 自分自身の喜びと満足をえる
(ウォルト・ディズニー)



*暗いと不平を言うよりも、
 あなたが進んで明かりをつけなさい。

 
*慰められるより慰めることを
 理解されるより理解することを
 愛されるよりは愛することを


*ほほえみ、
 ふれあいを忘れた人がいます。
 これはとても大きな貧困です。


*大切なのはどれだけたくさんのことをしたかではなく、
 どれだけ心を込めたかです。


*与えることについて大切なのは、
 どれだけ与えるかではなく、
 与えるときにどれだけ愛をこめるかということです。


*真に愛そうとするなら
 私たちはゆるすことを学ばねばなりません。
(以上、マザー・テレサ)

そんなときは待ってみる

あなたに

たくさんゆっくりと時間を気にせずに話したい事があります

同じように聞きたい事があります


でもなんでだか

うまく声にならないし
上手くイメージできないから言葉が出ません

つらいとか、悲しいとかそんなことではなく
なんか定まらないユラユラしている感じです

そんなときは無理に言葉を探さずに
自然に出てくるのをまちます

いまはじっと待ってみます

Thursday, June 14, 2007

新月

JUN.15


今日は新月です。

新しく物事を始めたりするのにいいといわれています。気持ちの切り替えにもいい時期らしいです。

とくに今月は双子座に大きく影響をする月です。

今日は天気がいいから、きっと見れると思います。
よかった。

Sunday, June 10, 2007

チーム、マッドファクトリー☆

そう、明後日、12日の火曜日からCLOVER,SUBLIME,oddsの秋冬物の展示会です。
だから、今はスタッフ全員で準備中。
カタログ作り、ディスプレイ用の什器作り、サンプルの修正と色々、それぞれ役割分担をして。

だって年に2回の立ち上がりの展示会にお客様に来て頂くわけですから、それはそれは気合いが入ります。
お客様がどんな反応をされるのか、今からドキドキします。


意外と体育会系で育って生きた私、しかもチームプレーの競技が多かったせいか、こんな風に一つの目標に向かってみんなが頑張る事が結構好き。

団体競技も個人のポテンシャルが高ければ高いほど軸がしっかりするけれども、決してそれだけではなくお互いに足りない部分を
補えあえる思いやりや、気遣いみたいなものが必要になってくる。

時にはきびしいことを要求される事もあるけれども、お互いの信頼関係があるから、そんな事ではそのチームは壊れない。
結果的に本番で総合的なチームのチカラが発揮されれば『勝てる』



展示会はお客様に会社のチームワークを披露する時かも。

ここまで来たら、いかに楽しめるかだな〜とか思いつつ、実はちょっと緊張ぎみです。

もう一息!!
みんなで展示会を盛り上げていきたいなと思います。

来て頂けるバイヤーのみなさん、詳しくは言えませんが、今回もいいです!!

お楽しみに☆

気を付けていらしてくださいね。

Saturday, June 09, 2007

無事でね。じゃあね!!

海外分の秋冬のシッピングがとりあえず一段落して、少しホッとしました。
これから1ヶ月かけて船にゆられてイタリア、ジェノバへと向かいます。

そこからあの心優しいイタリアーノ、VIVO ITALIA(イタリアのエージェントさん)のPAOLOのもとへ。
更にそこから、ヨーロッパ各国のお客様のもとにデリバリーされます。

思えばVALEURの帽子達はいろんな人たちの気持ちをのせて、すごい長旅をしているんですね。

無事に届きますようにと、集荷にきてくれたおじさんにまでも祈るような想いで見送った、サイちゃんとわたしなのでした。

Friday, June 08, 2007

相手をおもう

厳しい事を言って嫌われる人は、きっとその人の言っている事が利己的だから

厳しいことを言っても好かれる人は、相手の事を思っての苦言だから決して嫌われない

むしろ言いづらい事を言ってくれた事に感謝される

わたしの尊敬すべき人たちは、厳しい人が多い
そしてやはりみんなとても愛情深い

Thursday, June 07, 2007

もやもや

つたえたい気持ち
体の真ん中にいつもある気持ち

なかなか言えない気持ち
たまにわき上がってくる気持ち

言ってはいけない気持ち
固く鍵のかかった部屋に置いてある気持ち


どれも自分だけど、どれが自分かわからなくなる

変なの

一度空っぽにしてみたい

そんな日もあります

Wednesday, June 06, 2007

自分創り

ドストエフスキー曰く、

『人間は、一生の間、ただ生活しているのではなく、自分自身を創作しているのである。
周りの生活に合わせてばかりいると、己、自らを創れなくなってしまう。』

自分の人生は誰でもなく、自分自身でつくる事が出来る。

こんな可能性のある話、希望が持てます。

自分の人生のデコレーションをどうしようか考えると、ドキドキ。


勿論、楽な事じゃないけど、せっかく生きてるんだから、しかもこんなに自由な国に。
やれない事を自分以外のせいにするなんて格好悪い。

自分を創っていきましょう!!

夢分析願います

変な夢を見た。

いつものように話をしていたら、急に

『のどがかわいたよ〜。水ないかな』

と言われたので、急いで水をとりにいくのだけれど、コップに水を入れているはずなのに、コップの中には小さなカラフルな玉とメダカ。
焦って、捨てて、また水をいれると、こんどは小さなプリンみたいなものがたくさん。

な、なんで!!

あっちでは、水が飲みたくて待っている人がいるのに。

『すっごく喉が渇いて、死にそうだよ〜』
声が聞こえる。早くしないと死んじゃう!!となんかわたし本気で焦っている。
死んでほしくないよ、と気持ちがギューと苦しくなった。

水が欲しいのに。。。なんでちっちゃいプリンなの!!

同時にすっごい大きなわらい声が聞こえてきて、

『だいじょうぶだよ。こんなことで死なないから、冗談だよ〜』みたいな事をいってくれた。

ホッとした私が空を見ると、空がボーダーなっていた。しかもピンクと水色と黄緑みたいな色。

もう、よくわからない。。。

誰かこの夢を分析してください。

先生って?

毎朝地下鉄通勤で、毎日知らないたくさんの人たちと、同じ箱の中に入って揺られているのだけど、
今日の、一人はさんで右隣の女の子、じっとこっちを見ている、と感じた。

視線って見えないけど、あまりに強いと、ジリッと感じる。

ん?と思い視線を移すと、2〜3秒位でしょうか、見つめ合ってしまい、時間がとまった感じで、
すると、その子が

『せんせ〜い!!』

え?だれ?先生?わたし? と短時間のあいだでいろんな事がぐるぐる回った。しかも満員の電車の中で、そんなに大きな声で
よほどの感激ぶりなのです。

ぐるぐるの頭の回転があまりに短時間だったから、少しドキドキして、しばらくしてパッと晴れた。
そう、カノジョはなんと、私が教育実習に行った時の生徒だったんです!!
私が21歳くらいの時、カノジョは中学3年生、15歳。

めっきり大人な女の人になっていてびっくり。正直、声をかけられなかったら気付かないくらい。
『よく私だってわかったね〜』といったら
『先生かわってないから〜。』と、そんなはずはないよ、、、。

降りる駅が違ったので、5分くらい話をした。
そのときに、私がその中学の教育実習がおわり、担当していたクラスの子が受験を迎えるじきに合格祈願のお守り(ミサンガみたいなもの)をつくったのだけれど、それをまだもってるという話になり、ほ〜んとびっくり!!

今度、ご飯に行く約束をして短い劇的な再会を終えました。

こんな、朝の箱の中で、知らない人ばっかりだと思っていたけど、こんな偶然。
もしかしたら、左にいた人も知り合いかも知れないね。
そう思うと、通勤の満員電車も結構楽しめるものです。

パン屋の夢、天職

会社帰りにサイちゃんと『餃子がたべたいね〜』と馴染みの中華屋さんへ。

この季節になると、冷やし中華がお目見えする。
麺類大好きなサイちゃんは、焼きそばと悩んで、悩んで、冷やし中華に。
あとはお待ちかねの餃子。
明日、会社なのに気にもせずにぱくぱく頂きました。
ほんと、おいしいね、ここの餃子。
幸せです〜。

普段、夜ご飯をパンやお菓子ですませたりするサイちゃん。
それでは体がもたないよ〜と何回言っても、聞かない。

サイちゃんの実家はお米屋さん、だけど、いや、だからなのか、サイちゃんはホントにパンが大好き。
あとヨーグルト。

まえに、何してる時が幸せか、みたいな話をたときに『ヨーグルトを食べているときですかね〜』ときっぱりと言っていた。
おもしろい。

ご飯食べながら、とりとめもない話をたくさんして、多分人が聞いたら何の事やらわからない話題で盛り上がり、大笑いして。
こんな時間がすごく楽しい。

突然、
『カドさんは、この仕事は天職ですよ〜』と、サイちゃん。

天職かどうかは、わからないけどこの仕事は大好きだと自信を持って言えます。
こんなに恵まれていて良いのかな〜とたまに思うくらいに、周りにも恵まれているし助けられてる。
(きっと私が頼りないからみんなが心配して助けてくれるんですね、、、ありがとう!!)

天職か〜。
好きな事を仕事に出来てるんだし、それで生活してるんだから確かにそうかも。
4年前はこうなる事なんて、想像もしてなかった。
私の人生、出会いでかわったんですね。そう考えると不思議です。人との出会いは一期一会だな〜。

いま、こうしてサイちゃんと餃子たべてるけど、この時間も出会いがもたらしてくれたものだし。
何だか感慨深くなって来て、いろいろ思っていたけどサイちゃんの

『私はパンが好きだから、パン屋です〜』の言葉にパン屋の夢を見た。

あとは玉の輿。

なるほどサイちゃん、その手があったんだね。

Tuesday, June 05, 2007

気分な花

日曜には近所の花屋に行きます。

特にかわった花があるわけでもない、普通の花屋なのだけれど、何かしらいつも買ってしまいます。

選ぶ時の基準は『気分』

今日の気持ちのヒダにひっかかったはなたちです。





シャクヤク

堅いつぼみはワックスがかかっているから、洗って手で柔らかくしてあげてくださいと、お店の人にいわれた。

手のかかる花だなと思ったけど、そこがまたかわいい。

咲くと幾重もの花びらが複雑に重なっていて、とても美しい華。






ガーベラ
先週から頑張っている先輩花。

ずっと見ていると、何かイヌの顔にみえてきます。
頑張って明るくしてくれています。






バラ

赤や黄色やピンクもあったけど、この柔らかいグラデーションのオレンジに一目惚れ。
見ているだけで、心がほぐれてきて、優しい気持ちになれます。





アイビー

鉢植えのアイビーを切り分けて、水にさしてたらこんなに大きくなりました。
すごい生命力。
わかさみなぎる、元気な植物です。さわやかな気持ちになります。




花があると何か空気が違う気がします。
しゃべらないけど、そんな気がするし、見てないけど、そんな気がする。

生きてるんだな〜と、感じます。

Wednesday, May 30, 2007

迷いのプレゼント

『自分で帽子がつくれるんだったら、休みの日とかにつくったり出来ていいですね』
『う〜ん』

そう言われればそうなんだけれども、どうも自分のものとなるとつくる気になれない。
簡単にいうと面倒くさい。だって自分のものでしょ、テンションがあがらないです。

わたしのもの作りの基本は『プレゼント』の気持ちかもしれない。

もらった人が喜んでくれるかな、こういうデザインが似合うかな、どうかな、、。
こっちの色の方が似合いそうだけれど、きっとこの色はまだ抵抗があるだろうから、とりあえずこの色からはじめようかな、とか、
もらう人になりきって考えてみる。
使うシチュエーションを勝手にイメージしたり、ほとんど妄想かも知れないですね。。。

試行錯誤する間に、その人の事をもっと知りたいと思い、喜んでもらえれば良いなと想いをめぐらせる。

valeurもそうだと思う。

身につけてくれる人たちがどう感じるかな、こういうデザインだと気に入ってくれるんじゃないか、もう少し柔らかい方が1日気持ちい良く過ごせるんじゃないか、もうすこしボリュームがあった方が表情がキレイに見えるんじゃないか、こんな奇抜な感じもたまにはサプライズでいいかもしれない、とかホントにいろいろ想いをめぐらせる。

迷いつつも、たのしい時間。

この期間、私の頭の中はたくさんのバイヤーさん、お客様の具体的な顔が浮かぶ。

基本は『プレゼント』
ちょうど今つくっている、今期の秋冬の商品もお客様に喜ばれるプレゼントであれば良いな、と思っています。

バレー部

性格がでこぼこな私の周りには、いつもでこぼこを修正してくれる仲間がいます。

昔からそう。

特に大学のバレー部の仲間はみんなわたしの面倒見が良い。(言い方変だよね)
みんな九州にいるからなかなか会えないけど、繋がっている安心感がある。

私が帽子をつくっていると言えば、お店に買いにいってくれたり。
しかも行った事を私に言わないのがにくい!
いつもお店の子から『お友達きて、買ってくれましたよ〜』と、随分あとできく。

この場をかりて、みんなありがとね。
あっ、そうそう、ヒカセンパイから手紙きたよ。
元気そうだったよ。

Tuesday, May 29, 2007

朝起き、早起き

最近めっきり早起きな私です。
きっとまだみんな寝てるんだろうなと思うと、起きている自分が得した気分になってくる。

この朝はわたしのもの、みたいな。

しかも朝の空気は日中のそれとは明らかに違う。
しんと息づいている。
空気に粒子があるとしたら、朝の粒子は細かくて透明で一つ一つがきれいな丸い形をしている。
それが時間が経つにつれて形が壊れて、粒子が粗くなって色が曇ってくる。
そんなかんじがするから、朝の早い時間が気持ちいい。

ラジオ無しのラジオ体操を張り切ってやる。
精一杯やってみるとわかるけれども、これって結構な運動量。
おもいっきり背伸びして、つま先立ちしたり、深呼吸したり、ねじったり。
よくできた体操だなと思う。
これが終わるとだいたい頭も冴えてきてからだがしゃきっとするから、ふしぎ。

新鮮な空気を体に入れたら、体が喜んで動きだしたみたいに。

朝は何でも新しくスタートする時間。

毎日朝を繰り返す。

この時間、出来るだけ、気持ちをアップさせていきたいなと思う。

そして気持ちよく1日をスタートしたいなと、日々思うのです。

笑顔で肉をやく

ようやく実現!!

野中ちゃん行きつけの焼肉屋さんが予約でいっぱいで、残念がっていたけれどそんな時こそ新規開拓のチャンス!!とばかりに意気込んで探した、『間違いない焼肉屋』

写真のお肉の霜降り加減に一目惚れ。
やっぱり写真って大事だね〜と言いながら予約。


いよいよ、当日。
いつも食べるお昼のパン屋のおいしいパンを我慢して(野中ちゃん、りかちゃん、さいちゃんは食べました。ほんとこらえ性がないなぁ〜)決戦に備える。

7時と同時くらいにタイムカードを押していざ。
場所は『銀座』
『私たち、きっと浮くね』の言葉通り、店に向かう道中にでもキョロキョロ、おのぼりさん状態。
リカちゃんは地図見ながら、マイペースなナビゲート。
野中ちゃんはやっぱりどこでも声がでかい。
さいちゃんとひろえさんは後ろからおしゃべりしながらのんびり。
わたしはキョロキョロしていろんな人にぶつかる。
ホントまとまりの無い一行。
だけどみんな楽しそう。それがいいんですよ〜。

店に着くまでにも十分楽しんだ私たちは店でも、大興奮!!

26歳から32歳までの女子が『肉』を囲んで大盛り上がり。


                      野中ちゃん撮影

お肉が運ばれてくる度に、『わぁ〜』と歓声があがる。
お店のお兄さんもこのテンションにつられて、ついつい普段は焼いてくれないのに、みんな分のお肉をおいしく焼き上げてくれた。
ヤキニク番長、野中ちゃんもうなるほどのおいしいタン塩、そして塩ホルモン!!





『あ〜、おいしい〜!!』といっているそばから、向かいのリカちゃんはキムチが気管に入ったと咳き込み大騒ぎ、ホルモンをひたすら焼くサイちゃんは、『もう良いかな、焼けたかどうかわからないです〜』と何回も繰り返す。
ヒロエさんは『じゃ、これ頂きます』とマイペースに食す。
わたしは『これは何を付ければ良いの、わさび?しお?』と何回もきく。
そんな私たちを見て、野中ちゃんは『ホント天然ばっかりで困る』と笑顔で嘆く。
それを聞いてリカちゃんが『野中ちゃんも天然だよ〜』と。

笑いすぎて涙がでた、お腹が痛かった。
小さい頃に笑いすぎて死ぬかもと思った事があるけど、それに近い。

とりとめも無い話をしては大笑いし、真剣な話に意見を交わしたけど、やっぱりデザートは5種類全部オーダーしてみんなでわけっこした。
飲んで、食べて、笑って!!!

楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、気付けばヒロエさんは終電を逃してしまっていた。
あらら。。。

それにしても楽しかった〜。
しばらくはこの空気感を思い出してニヤニヤしそうです。

さて、次回はいつにしましょうかね。
ポルトガル料理?
沖縄料理?
やっぱりヤキニク?

何でも良いです、楽しく息抜きしましょ〜!!