Friday, December 28, 2007

されど

実家の玄関先にはバラの花がたくさん咲きます。
赤、黄色、白、ピンク。
だいたいそんな感じです。

母は花が咲くといつも嬉しそうに、その中から1輪切り花にして部屋に飾っていました。

家にはいつも花があります。
ガーデニングなんておしゃれな響きは全く感じませんが、おばあちゃんと母のいわゆる温もりみたいなものを感じるようになりました。

おじいちゃんはもっぱら草むしり。
根気のいる作業です。
でもそれが無いと元気に花は咲いてくれませんから、共同作業なんですね。

小学生の頃は、花が咲くと必ず、学校に持って行きなさいと言って、朝から新聞紙にくるまれた花を持たされたものです。
あじさい、ばら、キキョウ、スイセン、カラー、ひまわり、ガーベラ、マーガレットなどなど。

むかしは何でこんなものに愛情をかけられるんだろうって思っていましたが、いまは何となくですが、わかります。
トシを重ねてしまいました。

知らず知らずのうちに、影響をうけているんですね。
今、東京に住んでいても花はいつもそばにあります。

小さな息吹がすぐそこにあるんだと、実感できます。

きっと好きなんでしょうね。
はな。
明るくなります。

キレイに咲いて人を喜ばせてくれている事に改めて感謝します。

たかが花、されど花。

生きていますね。



Thursday, December 27, 2007

好きなもの

私の好きなものって何だろう

好きな事を形に出来る、そんな幸せな仕事をしている私。
バルールって私の『好き』がつまった宝物達。

いま、来年の秋冬のサンプルを作り始めています。
1月の末にはパリの展示会がスタートします。

初めて丸四年がたち、改めて思う、バルール。

私のフィルターを通って出てくる、かわいい子たちです。
始めた当初から、ずっとこの子達を大切にかわいがって育ててくれたお店の方達。
不安だった私に自信を与えてくれたお客様達。
ありがとう

改めて
自分の好きを再確認して
旅をしたいと思います

今年も残りわずか

本当にみなさま今年も大変お世話になりました。

おかげさまでサイちゃんも1年と3ヶ月が経ちました。
相変わらずのパン好きで、最近行動がおじさんぽいって言われていますが、頑張っています。
良く泣きますが(笑)

年末の大掃除等、まだまだやる事は山積みですが、皆さんからだには気を付けてくださいね。

今日で最後みたいになってますが、そうではありませんよ。
では、また☆

月の奇跡

聖なる日の夜はまん丸い月がみていました

喜びの笑顔で包まれた
思いがけない
空からのプレゼントに
浮き足立って

虹を見て
虹のたもとをさがし

雲を見て
雲の行く先をおって

流れ星の早さについていけず

でも
そのときは
確実にそこに存在していて
触れる事だってできて
嬉しくて
フルーツの香りがしそうな爽やかで 
甘い空気で包まれて

そんな

奇跡の月のプレゼントに
ブランコに揺られるように白と黒のはしごを横切る

凛と
上を向いて
ぬくもりを抱えながら
さっそうと駆けて行こう

リラとバラの香りで包まれる日まで

イルミネーション

12月になるとどこもここも 
あちこちキラキラと輝きだしますね。

クリスマス前にはマンションのベランダなんかにサンタのイルミネーションがあったり、ツリーのがあったり。
私のすんでいる街の駅のロータリーでさえ、街路樹にはきれいな灯りがともります。
会社からの帰りが遅くなった日にも、何だかそのイルミネーションがとてもきれいで、少し癒されます。
誰かが、見る人たちに喜んでもらいたくて飾ったんだなと思うと、ありがとうと思います。

昔は、電気代がもったいないな〜とか、無駄だ!!と思ったりもしましたが、お金じゃない何かを与えてくれますね、ホント。
実際私、この時期の夜の町並みは好きです。
寒さも手伝ってか、より一層輝いて見えます。

家族、恋人達、友達同士、一人。
見る人が違えばきっと見え方も違ってくるんでしょうね。

Saturday, December 22, 2007

彩り

少し前のミスチルの曲ですが、好きな歌詞です。
こんな気持ちで毎日を確かに過ごして行きたいなと、そう思います。

日常のささやかな事が彩りを与えてくれる。
周りに笑顔が増える事、素晴らしく素敵な事だと、そう思います。



『彩り』

ただ目の前に並べられた仕事を手際よくこなしてく
コーヒーを相棒にして
いいさ 誰が褒めるでもないけど
小さなプライドをこの胸に 勲章みたいに付けて

僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑

今 社会とか世界のどこかで起きる大きな出来事を
取り上げて議論して
少し自分が高尚な人種になれた気がして
夜が明けて また小さな庶民

憧れにはほど遠くって 手を伸ばしても届かなくて
カタログは付箋したまんま ゴミ箱へと捨てるのがオチ
そして些細な生き甲斐は 時に馬鹿馬鹿しく思える
あわてて僕は彩を探す
にじんでいても 金 銀 紫

ただいま
おかえり

なんてことのない作業が この世界を回り回って
何処の誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 増やしていく 水色 オレンジ

なんてことのない作業が 回り回り回り回って
今 僕の目の前の人の笑い顔を作ってゆく
そんな確かな生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 頬が染まる 温かなピンク
増やしていく きれいな彩り

Thursday, December 20, 2007

ささやかなこと

天気のいい
透き通った空気の
空がホントにたかくて
ずーっと見上げていたいような
そんな日には

出かけよう


何が無くても
いいんじゃない?

たまには
のんびりと
ぼんやりと

コトバはなくてもいいから
ただ
一緒に
でかけよう

そんな
ささやかなこと


だいじなこと

マザー

自分が幸せじゃない人には、人を幸せにする事は出来ないんだって

マザーテレサはたくさんの人に無償の愛を注いだ
たくさんの人に安らぎと幸福(物質ではなく心の平安)を与えた

一番の貧困は『ものが無い事』ではなく、『無関心』だと言っていた
そう言う意味では、日本はとてもまずしいと


いつまでも傍観者ではいけない

ほんとのこと

たくさんの事にふれて
たくさん手に入れて
それでもたくさん欲しがって

何だかわかんなくなってくるね

なにが
私にとって
ホントに必要?

ホントはいらないものばかりなのに
必要だって思ってない?

曇ってくると
見えなくなるね

ほんとのこと