Thursday, January 22, 2009

いまだけ

魔法が使えるようになりたい!!

イメージしたらすぐに
目の前で形になって


もしくは眠らなくても
寝た事になるような
睡眠飴(ノナカちゃんはしっている)

とか


あー

魔法がつかえたら

Sunday, January 18, 2009

昼下がりに

ソーダ水がさむそうにこちらをみています

さくらんぼの実は遠く何処かにおもいをはせています


見上げた先には

空と水平線がかさなってにげていきます

ナナイロの世界

気持ちよくつむぐ

そうだね

軽いリズムで
ぽこんぽこん

コンペイ糖にゆっくりと角ができるように
じっくりと
にんまりと

そんな風にいきたいね

違う糸同士が素敵なタイミングで出逢って

織りなす

楽しみな感覚
おかしな感覚

とんとん紡ぐ
川の流れをぼんやりとみていると

現実と違う世界の境界線がぼやけてくる
境目が無くなって近づいてくる

しばらくすると
心臓のうらがわあたりが、ズーンと重くなって
現実に引き戻される
子供じみた質問

『もしも1つだけ願いが叶うとしたら、何をお願いしますか?』

家族の事

実家の祖父母は85歳をこえた。

1年に2回実家に帰ったとしても、あと何回、どれくらいの時間を共有出来るのだろう。

なにをしてあげられるのだろう。


あと、もし5年だとしても10回会って。


そばにいたい。

家族。

個々の違い

まるでそれは

『山の郵便配達』のようです


『たまに』という

曖昧な時間の尺度、解釈

奥の奥にあるものの事

ばらの花びらの上にたまった

まあるい水滴が

ぽろんと落ちて

かすかに

それが上下するくらいのものかもしれない


ムナサワギ

Saturday, January 17, 2009

出逢う事の意味

もう少し早く出逢えれば良かったのに

とか

あわなければ良かったのに

というような出逢い


出逢いはいつの偶然のような顔をしてやってくるけど

全部必然で

その時のその思いが

その出逢いの答えだったりする
現状で満足する事はないけれど

どこを目指せばいいのか

わからなかったり

迷う事はたくさんある

Friday, January 16, 2009

今更良かったと思う事

ヒトリッコで

自営業だった両親は仕事で忙しく、離れていて 週末に会えるかどうか

殆どを祖父母と過ごした幼少期

言えなかったけど
淋しかった

そして

その頃にたくさんたくさん空想した、あそんだ

アンデルセンの絵本
日本昔話
昆虫や花の図鑑
世界地図
天体地図
読むというより眺めて、じぶんで物語をつくった
主人公だったり脇役だったりいそがしかった

この頃から妄想のトレーニングが始まっていたんだとおもう

絵を描くのも
塗り絵も
編み物も
紙粘土で人形を作るのも
お菓子を作るのも
人形の服を作るのも
好きだった

山登りも
木にも登ったし
探検ごっこで断崖絶壁にものぼった
川で釣りもした
土手で草スキーもした

野球の玉があたって息が出来なくなった
スライディングして捻挫した
サードゴロを拾おうとして、勢い余って転んで手首を骨折した

サッカーボールが顔面にあたって
痛いのと
恥ずかしいの気持ちが一緒になった


レンゲソウやシロツメクサの花冠もつくった
ピーピーマメでうたった
花の蜜をすった
ナズナでかすかな音を聞いた
虫眼鏡で光を集めて紙をやいた
煙がでて誇らしげだった

凧あげをした帰りにふざけて火遊びしてボヤ騒ぎになった
こわかった

いじめた
いじめられた

勝った
負けた

家出した
怒られなかった
あやまった

おたまじゃくしも蛙にした
蝶だと思って育てたら、見た事の無いガになった

誰が一番高いブロック塀から飛び降りられるか競った
男の子に負けじと頑張って
骨折した


野口君とケンカしてお腹をけられた
蹴り返した

蹴っては行けないところを

ひどく痛そうだった
先生に怒られた




蜂の巣をこわしてハチに初めて追いかけられた
べびに遭遇して心臓がひっくり返ったきもちだった
金魚が苦しそうと言ってストローでぶくぶくして死なせた
金魚が狭くてかわいそうと、浴槽にうつした
また死なせた


友達とお墓であそんだ
秘密基地に好きな子と一緒にいた
ドキドキした

こう思い出すと

漠然と淋しいと思っていた幼少期はとてもいい時期だった

それはそれでやはり、良かったのだと、そう思います。

これが、今のわたしのベースなんだと。

ぐるぐる

キイロとアカが重なって

オレンジになるような

そんなこと

グリとグラが散歩に出かけて

偶然出会うできごと

そんな類いのこと


ただのいちごと ヘビイチゴ

カノジョのくちぐせ

さいちゃんは何かあるとすぐに

『高級しゃぶしゃぶおごってくださいよ!』という

あと、『料金発生しますよ』ともいう


おもしろい

おわったら、いこう、ね。

いよいよ、来週は正念場。


なおみ〜!気持ちを一つにして乗り越えていこうじゃないの!!

みきちゃんとオハナーズ

フクオカのとあるお店の
とある、みきちゃん


ハナの妖精の話に賛同って、メールが来ました


なかなかこれらの類いの話に気持ちを同じくする事が無いので、くすぐったくて嬉しかったりしました


そう感じるいきさつも話してくれて


ね〜、いるよね、いるよねと共感


いるさ〜


みきちゃんは『ぱぴゅーん』とよくつかいます


コトバ遊びも得意です


いいね

本能的にかんじる

ぱちんと弾けた


確実に聞こえたし、開いた、とんだ

新たな覚悟の時のための序章

今よりももっと大事なものがみつかって、それがそうだとわかった時

今持っている

全ての

だいじなものを手放す事が出来るのだろうか


それは勇気?

希望?

ゆめ?

衝動?

暮らしの中の一遍

高台からの海の景色はあまりに美しかった

空気はつめたくて、風邪は強く、ただれだけで清められているような、そんな気になった


そんな時にも日は相変わらずにのぼっていて、その海の表面を平等にキラキラと輝かせていた


見た事の無い景色ではないのに、こんなにも『いきてる』という感覚がからだを通り過ぎて行った

『きれいだな〜』

としか言わなかった、言えなかった

それ以上は、なんだか、コトバの方がとても軽く思えたから、胸にしまった

きっとこれからもこういう事を、感じる事を繰り返してすすんで行くんだとおもう

キラキラする事ばかりじゃなくって、どんよりする日も、どしゃ降りも、目もあけられないの光景も、
きっと、ある

そんな時にもできれば、それをそれとして受け止めていきたい

鈍くなったらおしまいだ

そんな気がしている、毎日です

最大のくすり

時間のながれはどうしようもなくて、行き場の無い気持ちを

優しくつつんでくれる



そう感じる時に

解き放たれて少し高いところから

ざわざわと風に揺れる草原を見渡すような

セイセイとした

ひろがりのある気持ちにさせてくれる


時のながれは偉大です
それにこだわることがどれほどの意味があるのだろう

でもそこをおろそかにする、そんな気持ちが全てをだめにする


それを感覚的にわかっている

だから

Tuesday, January 13, 2009

りかちゃんと

『毛玉とまめ』についてこんなにも熱く、真剣に話せるのはきっとあなたとくらいだと思います。

こんな関係、私にとってはとてもとても重要。

一つの事柄で、気持ちがつらつらと繋がって、ポロポロとコトバが出て来て、きらきらとイメージがわいて、
ドキドキする。
まるで、いま、体感しているような臨場感をもって感じる事ができる。
温度もあるし、音もある。
場合によってはにおいもあるかも、ね。

これからもアレコレと日常の中のフッとしたにんまりを見つけて行きましょう。

わたしたちの妄想癖も、なかなかなもんです。

良かった事

素敵な出逢いは感性の目を開かせてくれる

あふれでるイメージ


奇跡のアンテナ
ほんとうは、とんでもなく怠け者

意志も弱いし

そんな自分を知ってるから

毎朝、『よし!!』って生まれ変わる儀式をする

じゃなきゃ、社会生活出来ない

実家の親が悲しむ

だって、できれば今すぐにでもフラ〜と放浪したい

放浪癖

突然いなくなる
突然引っ越す


これまで同じ場所に3年以上住んだ事が無いと思います

ムクムクと、何処かに行きたい病が出て来ています


ガマン我慢

花の妖精のはなし

入院中の友達に花を送りたくて、病院に電話をしました。
病院によってはお花が駄目なところもあるので。

その病院も駄目でした。

花には妖精がいます。
この子達は、弱った人のココロや、病気の人たちに寄り添って、元気をくれるのです。
(元気な人や、気持ちの強い人、ざわざわした人には近づきません)

病気の人にお花を贈るのはそんな理由から。

花は本当にコトバでは話しませんがその気でわたしたちを優しく包んでくれているように
感じます。

仕事から帰って、水換えをする時には茎をやさしく撫でながら、お礼を言うと応えてくれます。(これは母から教わりました。最近は私も納得)

生きてるんだなって、本当に感じます。

できれば、病気で気持ちが少し弱くなっている友達に花の優しいエネルギーを届けたい。
そう思います。


そう言ってみましたが、やはり駄目でした。


だから、手紙を書きます。
わたしの元気をこめて、念じて、よくなれ〜って。
もしかしたら、通じるかも知れないしね。


はやく元気になって、遊びに来てね。

待ってるね。

広告のこと

『ROOMSERVICE』の広告。

今回も色々試してみました。



植物たちの写真を撮ってみたり







姫リンゴをころがしてみたり







モティーフをチクチク作ってみたり





やっぱり基本、わたしはお裁縫。

このモティーフにしました。

『HAPPY』はあまりに使い古されたコトバではありますが、シンプルにわたしの気持ちが表せる言葉だし。
わたしのもの作りのキホン。

ストレートに。





実際に広告として掲載するのはこの写真ではありませんが、このモティーフをつかっています。


広告が出来たらまたお知らせします。

チャーリー

昨日の夜中にチャーリーとチョコレート工場のDVDをみました。

随分前に友達がくれたもので、何回見てもいい。

一体なんなんだ、あの世界観は。
本当にすごい。
こんな表現の方法があるんだって、びっくりしました、最初。

奇妙で奇天烈なメルヘンが繰り広げられるけど、実はものすごく現実的に重要なメッセージがあって、そこのバランスがわたしはとても気に入っています。

なんでこれを見たのかは、わかりませんが、急にそわそわして、見ちゃいました。

チャリチョコ

きっと、また見るな、と。

ちくちく

今月末からのパリのpremiereが始まります。
あと、もう2週間弱。

チクチク、ダダダッて縫っています。
下ばかり見ているとやはり筋肉が固まって、凄い肩こり。肩をまわすと内側から凄い骨がきしむ音が聞こえてきます。
これは職業病だから仕方ないのでしょう。

作ってると、ミシンってすごい発明品だと感動します。
早い、キレイ。
これが無かった時は、ヒト針ヒト針縫っていたのですね。
すごい事。
時間も必要ですが、愛情や想いが無いとなかなか出来ません。

裁縫って誰かの為にするのが、その人を想いながらするのが、私は好きだし、楽しい。
もらってくれた人の、顔を想像しながら、チクチク。
展示会でお客さんが、帽子を手に取って被ってくれた時の一言をイメージしながら作るのが楽しい。


毎回来てくれるバイヤーさんにサプライズをプレゼントしたい。
いつも新鮮な気持ちで、新しい発見や、面白い気付きがあればいいなって、そう思います。

この帽子っていうツールで、わたしは世界中のお客さんと繋がっている、コトバや文化も違うけど
可愛いとか美しいとか、そういう+の感性で繋がっていられるのが、本当にありがたく、とても幸せなのです。

だから、肩のこりなんてとんで行ってしまうのかも。

いやいや、やはり、飛んでは行かないから、私にはヨガが必要なのかもしれません。
最近、ヨガしながら寝ちゃったりします。

究極のリラックス状態です。

ことし、インドに行って、手作業のテクニックや、生地、パーツとかみたいな。
それで、ヨガの寺院にいって本場のスピリットを少しお裾分けしてもらいたいな、なんて。



まずは今やるべき事をやってからですね。

そうそう、今回からロンドンの展示会にも出す事が決まりました。



さっき、キャスケットが出来ました。
なかなか、いいです、なんて。

頑張ります。

Monday, January 12, 2009

つばらつばら

浅茅原つばらつばらにもの思へば
故りにし郷し思ほゆるかも

大伴旅人(万葉集 3巻)

万葉歌人、大伴旅人が、太宰府長官として九州に赴任した際に詠んだ歌。
しみじみと物思いをしていると、故郷の都のことがあれこれと心に浮かんでくると、詠んだ歌です。


『つばらつばら』とはしみじみと、心ゆくままに、あれこれと、という意味の万葉のコトバ。

万葉コトバ、とても興味があります。

コトバには魂があります。
言霊

古の人はきっとこのことをわかった上でコトバをつかったのでしょう
万葉の古に発せられた、美しいコトバの断片をのぞいてみたくなっています。


さいきん
無彩色のキャンパスに

ほんのりと
一点

ピンクが入るだけで

こんなにも生命のエネルギーにみたされる

すべての門はひらき

はたはたと揺らめくサーカスの旗のように

だれが私を決めた


あのジョバンニもカンパネラも、ましてやサリンジャーなんて
知り得ない

砂漠の中では甘いキャンディを

それはそれでいいとして

かたよっている

掃除するとよくわかる

似たものがもしくは同じものがあったりする

好きになるとそればかりになるB型的な性質にまして、わがままなのかもしれない

最近気付いたのは

モチーフにトリが多い
窓にぶら下がって、癒してくれるブラ下がり鳥は3羽
アンティークのブローチ、
ボタン
ポーチ
ハンカチ
指輪

カード
ネックレス
歯ブラシにもトリがいた
スタンプにも
きっと探せばまだでてくるな、と

むかしトリ(つばめ)みたいって言われてたことがある
そのせいか?!

いや。。。


あと、毛布が多い(羊の人形とかも)
ベッド一つに対しておそらく10枚以上はある

なんで、そんないにらないでしょ〜と自分で、干しながらひとりごと
でもどれも捨てられない

大きさも様々
いわゆるブランケットですが
くるまるのが好きだから
この時期はへやのなかでもグルグルまきのモコモコ生活

床にもバッと散らかして、どこを踏んでもふわっという感覚をたのしむ
ホットカーペットでは出せないんですよね、これは、ね

寒いの苦手だし

寝る時も首には肌触りの最高に良いオーガニックコットンのバスタオルをまき、フカフカや〜んと、ニヤニヤしながらいつの間にか
夢の中
お日様の香りがすれば尚良し


あと、ルームシューズ 多し

ニットの手編みもの
ファーもの
レザーもの
それらのコンビもの
パイル(たおるみたいな)もの

帰って来てすぐにはくもの
お風呂上がりにはくもの
ヨガの前にはくもの(これは特に意味はない)
洗濯する時にはくもの
適当に気分ではくもの
テンションあげる時にはくもの

あとは、ごちゃごちゃ
花瓶や、捨てられない瓶もの
ガラスが好きだからどうも多い
小さな瓶は窓に吊るしたりして、光の反射のキラキラをたのしんだり

枯れたあじさいも、バラも、スイートピーも、ボルドーのカーネーションも、朽ちた色が好きですてられない

必要?!

て友達にも言われる

学生の頃、2mはあろうかという折れた木の枝をひろって来て部屋に飾っていたことがある
これには友達もあきれ顔
でも、『まぁ、ノリちゃんならしょうがないかと』、認めてくれたけど。
あきらめられたのか、

今はそれはできないけど(出来ればやりたい!!)そのかわり小さなものが

ものを溜め込む性分、なんとかしなきゃ

身軽が一番だし、それが好きなはずなのだけど

矛盾

だらけ

ですね

あけましておめでとうございます

ことしもよろしくお願いします。

これまで4年間、こんな私が、つくり続けてこれたことに本当に感謝。



そこで

これまで、デザイン以外に何が残せたのだろう、と ふと思ってみたり。

これからは何を刻んで行きたいのだろうと思ってみたり。

グルグルしていて、やっぱりまとまらなくて、やるしかないでしょ!!て男前に覚悟して。

時はすぎていく、さらさらと、ときにザーッと。

今朝、何気なく足が向いたから、近所の神社にお参りに行った。

出勤の人たちとは逆方向に向かう自分のありようが、妙にくすぐったくて、でも何だかよくわからない優越感だったり。

神社は初詣の時期のようなにぎわいは無く、これからしばらくは多くの人たちに忘れられる、もしくはあまりに日常になりすぎるのだろう。

特別なあの活気はしばらくお預け。

でも、わたしはこの方が好き。
人の多い特別時期の神社は何か、薄い気がする。雑多なものに巻き込まれた、そんな感じ。

鳥居を入るとグッと空気が引き締まる気がする、それに伴ってわたしも。

空気が静かに、でも確実な時を刻んで、息づいている。
神聖なんてコトバでいうと簡単だけど、もっとカラダに昔から刻まれている感覚。
感じる空気。



とくにお願いごとがあるわけでもなかったから、いつもありがとうございますとお礼を言って、目を閉じて、たくさんお腹に空気を吸い込んで、きれいな空気で満たされた自分の身体の細胞が喜んでいるのをイメージしながら、神様の前を後にしました。

でたところで、おばあちゃんとすれ違って、おはようございますと言ったら『えらいわね』っていわれて。

いいコトあった。

今日も1日、すっきりと頑張ろう。

そうそう、今年は、少し自分のペースを見直して内なるものの声を聞きアウトプットして行こうと思います。

やる事はやりますよ、もちろん。去年に増して。


ヤコブのはしごが見えているうちに、のぼらなきゃ、ね。

ていねいに、過ごしたい。




よろしくお願いします。

チサキノリコ

ベルが鳴って

キラキラとワクワクが一緒にやってきた


そんな日