Monday, April 30, 2007

虹色のダンス

『太陽の光をつかまえて部屋の中に虹を作り出す光のオブジェ』






ambiente(フクオカにある素敵なセレクトショップです。)の井上ちゃんのお友達の作家さんが作っている作品。
たまたまのぞいたら、出会ってしまった。

私の好きなものが2つも重なった。
光とガラス。(これはスワロフスキーです。)






別名レインボーメーカーとも言うらしく、その名の通りきらきらと虹色の光を届けてくれる。
初めて見る光の動き、キラキラとでは表現しきれない、まるで光が自分で踊っているような、音までが聞こえそうな、そんな光。
(写真では伝えきれないのでイメージしてください。)

久々に出会った癒しのオブジェ。

たくさんのカラーがあって、
私は緑とクリアの2つを買った。



今日みたいな天気のいい日は窓辺に差し込む光を虹色にかえて、部屋いっぱいに広げてくれる。
一定ではない光の動き、その光を見ているだけでじわっと、幸せになれる。

自分の居場所に好きなものが加わるとうれしい。

天気のいい日にはきっと窓辺からなかなか離れられなくなりそうな、そんな気がしています。

井上ちゃん、紹介してくれてありがとう!!
おかげさまで、部屋いっぱいに『しあわせ』が広がっています。

平手打ちの仲

わたし
こうみえて

好き嫌いわりとはっきりしている
すぐ顔に出る

納得出来ない事はのみこめない
すぐ顔に出る

悔しいとき感情が高ぶる
すぐ顔に出る

気を付けます


昔はもっとそれが激しかったね、と友達は言う
歳を重ねて丸くなったと言われる(もう10年も昔の話だから、性格だってかわります)
男友達には特に

大学生の頃は、時間がたっぷりあったから、何かの物事についてじっくりと話をした
途中で意見が合わなくなると更に、白熱する

お互い譲らない

本筋からずれていく事も珍しい事ではなく、そうなるともう口喧嘩になる

今思うとホントにばかばかしい
だけどその頃は真剣だった

成り行きははっきりと覚えてないけど(記憶が飛んでいる)彼にコップの水をかけて、平手打ちにした事があるらしい

そして何も言わずに睨んで出て行ったという

今でも彼はその事を覚えている、すごく怖かったと(そこまでの仕打ちを受けるというのは相当ひどい事を言ったに違いない!!自業自得だ!!)
私はすっかり忘れた

今では2児のパパの彼は、女の幸せは仕事じゃないって言い張る

私はそれにもの申す!

幸せの価値は、男だから女だからではなくその人自身が決める事
女だって仕事に生き方を探しても良いと思う

きっと彼の目に奥さんは『妻』であり『お母さん』である事が幸せだとうつっているんだろうと思う。
それは素敵な事

だからってその価値観を私にあてはめても違うから、っていう 
この話になると全く噛み合ない

でも、わかっている、心配してくれていること
じゃなきゃ、わざわざ連絡しないもんね
ありがとう

でも今度あったら、ひっぱたかれないように気をつけた方がいいかもしれないよ〜!!

Sunday, April 29, 2007

急な階段の先には

実家の近くの神社。
帰った時は出来るだけいくようにしている。
長くて急な階段をのぼっていく。
この手すりが無いと怖くて上れないくらいに急な階段。
上ると決めたら後ろは振り向かない、というのが私が昔から決めている事。
怖いから。



深呼吸してただいま帰りましたと報告。




実家にいた中学生の頃までは毎日お経をあげていた。
おばあちゃんと一緒に。
朝起きて、おはようございますといい、夜に1日あった事をご先祖様に報告して、お祈りして、1日ありがとうとお礼を言う。
これが日課で、ご飯を食べるように普通の事で、何の疑問もなかった。

同じように神棚にもした。

だから神社にもいったし。
神様がいるとか実感した事は無いけれども、昔から『人が誰も見てなくてもおてんとさま(神様)は見とるけんね』と良く言われた。

良い事も悪い事も全部お見通しというのだ。

この感覚は小さい頃からずっと言われてきたから、私の中に染み入っている。
そう簡単にはかわらない、変われない。

神社からみえる景色は、昔とそう変わらない。




ほんとに田舎だな〜と思わずつぶやいて、急な階段を下りる決心をした。

お抹茶タイム

茶道。
小さい頃に母に教えてもらったけど、そのころはただの苦い飲み物で足がしびれるし嫌いだった。
母もすぐにあきらめた。

再びであったのは高校の『礼儀作法』の授業。
女子校だった母校は3年間この風変わりな授業が毎週あった。
華道、茶道、書道、忘れてしまったけれど何かいろいろあった。
茶道はお菓子がでるから好きだった。

今では抹茶は簡単にコーヒーみたいな感覚で飲んでいる。
本当はお抹茶をこしたりしなきゃいけないのだけれども、面倒だから、しない。
だから本当の作法とは違う。




この茶器は6年くらい使っている。
有名な作家さんのものではないし、高価なものでもない。




お抹茶のグリーンと茶器の色のコントラストが好きだし、ガラスみたいなドット?も好き。





温かいお抹茶を、両手で包むように茶器をもって飲む。
丁寧な所作。

夏はガラスの茶器を買おうと思っている。
氷を入れて涼しげにして。

そう思うと夏の暑さが待ち遠しい。

今年の夏の私のおもてなしは冷たいお抹茶と水ようかん。

(先日食べたとらやの『夜の梅』はおいしかったな〜。)

月夜に

29.APR

今日はとても気持ちのよい1日でした。
近くの公園から子供たちの賑やかに遊ぶ声が聞こえてきたり。
幸せな家族の風景を感じた、そんなお昼間。

私はと言えば、洗濯にはじまり、近所の花屋にガーベラを買いに行き夜ご飯の買い物をする。
たまの主婦的な1日。

こんなおだやかに過ごす日は久しぶりかも知れない。

毎日毎日、家族の健康を考えて食事の支度をしたり、家の中の環境を整える、守る、主婦はすばらしいと思う。
私には出来ないから、なおさら。

ベランダに出て空を見上げると、月夜。
昼間あんなに晴れていたから、きっと今日はキレイに見えるんじゃないかなと思ったら、その通り!!




2日くらい前の月はおぼろげで、月の周りの水蒸気?がひかりを反射して白、黄色、オレンジのグラデーションがとても神秘的だった。
怖いくらいに、不思議な月だった。
そんな時は、誰かに伝えたくなる。

今日はすっきりとした、凛とした月がそこにはいた。

月の光は『包まれる』という表現がわたしにはぴったりとくる。
母的な感じ。
優しくて、全てを受け入れてくれて、じっと見守っていてくれるような。

月夜に会いたくなる人がいる。
包んでいたいと思う人がいる。
そばにいたいと思う人がいる。

滅多にある感情ではないから大切にしようと思う。

じんわりと染み入る月夜なのでした。

ミチルカフェ

ミチルちゃんはmatto mentoのお客様。
う〜ん、でもただお客様とお店の関係というよりも、もっと近いお客様。
お店に立ち寄ってくださっては、ぱ〜っと明るい空気を振りまいてくれる素敵な存在です。

わたしはカノジョに会うのはこれが2度目。
最初にあった時はVALEURのJUJUというキャスケットをかわいく被ってくれていました。
嬉しかった。

それから随分と時間が経って、先月、お店でまた偶然にあった。
おたがい挨拶をして間もなく

『カドさんコーヒーすき?』
『うん、好きですよ』
『え〜、じゃあ飲ませたい!!』

???

飲ませたいって?

間もなくミチルちゃんは近くのコーヒー屋さんで豆を買ってきた。
同時に車の後部からクリアボックスがでてきた。

しばし待機。

マットメント閉店後、ミチルカフェがオープンしました。
クリアボックスの中には、コンロ、水、豆をひくもの、トッピングいろいろ、おやつにポテトチップス。。。
などなど即席カフェが出来る道具が入っていました。

きくと、とにかくコーヒーが大好きで、だからみんなにも飲んでほしいという純粋なきっかけで始めたのだそう。
嬉しそうに豆を挽くミチルちゃん。
あたりはコーヒーの香ばしく深い香りに包まれました。



紙のドリップに豆を入れてお湯を注ぐとムクムクと豆が膨らんできた!!
まるで生き物みたい!!


少しづつお湯を注いで、じっくり待つ。
ゆっくりと琥珀色のコーヒーが出来て行く。
こんなにゆっくりと時間の経過と同時にコーヒーに集中したのは初めてかも知れません。

みんなが見守る中、ミチルカフェのコーヒーが出来上がり!!



トッピングはお好みで。
ミチルちゃんおすすめは、チョコミント。
そしてマシュマロ。
熱いコーヒーに周りがとけたマシュマロはとろ〜り。
おいしかった!!

ミチルちゃんは、いつかお店を出すのが夢。
コーヒーの香りに包まれたお店の中で、楽しそうにコーヒーを入れてはケラケラと笑うカノジョを想像すると、応援したくなりました。
やっぱり何事も、好きを仕事に出来る事って幸せだしそうなりたいと、わたしも思う。

頑張れば全て上手く行くとは言わないけれど、頑張らなかったら何もはじまらないと思う。

ミチルちゃん!!
楽しい時間をありがとうございました。

matto mento

福岡市の大名というところに『matto mento』はあります。

作り手の気持ち、ぬくもりを大切にし、それらをお客様に伝えたい。
世界各国から買い付けられた、商品を通して世界旅行をしているかのような気持ちになっていただけたら。
オーナーのそんな気持ちのこもった宝箱のようなお店。

そこで毎日お客様に会えるのを楽しみに頑張っているスタッフ。
阿部君とミズキちゃん。(新スタッフのササノちゃんもよろしくお願いします。)





馴染みのお客様には『いつもお世話になっております。ありがとうございます!!』

初めてのお客様には『初めまして。よろしくお願いいたします。』


matto mentoには国内外から帽子を中心とした小物や、インポートのお洋服など、お客さまの日常使いのものから、ちょっとおしゃれしたい時のものまで、色々とあります。

コンバースはmatto mentoの定番。
カラーリングを変えた国内未発売のものを毎回、こんなかんじでご紹介。
いつもご好評いただき完売してしまいます。
春らしいカラーリングのコンバース。



思わずくすっと笑ってしまうキーホルダー。
持っているだけで楽しめる、こんなユーモアのある商品もあります。



あとは、これは春夏の一押しブランドHANNOHというフランスのブランドのもの。
この繊細なレース、思わずうっとり。
お近くにお住まいの方は是非お店でチェックしてみてください。
ホントに素敵ですから〜!!





これからお店にはたくさんの素敵な夏の商品も届きますのでお楽しみに!!

山口お好み屋

先月、唐津の実家に帰りました。
私は大阪で生まれて3歳くらいまで大阪で、その後は祖母のいる佐賀で育ちました。
それはそれは田舎です。
10代の頃はそんな田舎がいやで、早くでたいと思っていましたが、今では大好きです。
実家に帰ると必ず行くところがあります。

『山口お好み屋』




ここにくると帰ってきた〜!1と実感出来る場所。
小学生の頃から小銭を握りしめてかよっていた、小さい頃からの馴染みの店。
私の母の若い頃にも通っていた、親子2代を知る店。
行く度に『のりちゃん、若い頃のお母さんそっくりね〜。姉妹みたい』といわれる。
その度に母は嬉しそうにする。私は苦笑い、ですけど。

メニューもご覧の通り、びっくりするほど安い!!



今日はお好み焼きと焼うどんを仲良く母と半分こ。




おじちゃんは2代目。
昔はおばあちゃんが一人できりもりしていた。
とても頑張りやのおばあちゃんで、倒れたと聞いた時はお好み焼き屋さんなくなるのかなと思っていたら、おじちゃんがやることになっていた。
それからおばあちゃんとおじちゃんの2人できりもりして、おばあちゃんがなくなってからもおじちゃんは、変わらずおいしい味を守っている。
店にはおばあちゃんのころから何ら変わりない鉄板の焼き台と招き猫が。




『おじちゃん、店の写真とってよか?』
『よかよ〜。古かばってんね〜(古いけどね)』
そう言うと、にこっと笑ってくれた。

ここには地元を離れた、大学生、社会人、お嫁に行った人、いろんな人たちが戻ってくる、あたたかい場所。
昔の自分に戻れる場所。

田舎だから近所のおじちゃん、おばちゃんともみんな知り合いで、家族だけではなくその人たちにも育ててもらった。
田舎の良いところかな。

『おじちゃん、また来るけんね〜。元気でね〜!!』
『気をつけて帰らんばよ〜。』

おいしかった。
変わらない味を変わらない場所で続けているおじちゃんをすごいと思った。
またね。

Saturday, April 28, 2007

気がつけば

29.APR

もう4月が終わろうとしています。
何だか、随分ご無沙汰していました。
お元気ですか、皆様。
すっかり春ですが、昨日の雷にはかなりおびえました。
いくつになっても雷はこわいです。

一変、今日は爽やかに気持ちのよい日。
部屋のカーペットやら、カーテンやら、ブランケットやら洗えるもの全てを洗った。
ベランダでゆれている。

今日の夜は、太陽の香りに包まれると思うと、ほんとに幸せ。
今日の夜ご飯は、春野菜のポトフにしようとおもう。
じんわりと季節の恵みを体に入れよう。

さて、プルミエールが終わってから、私になにも起こらなかった訳ではなく、むしろたくさんのことがありました。
日々思う事もあり、楽しい事も、つらい事も、どーでも良い事も。みんなと同じ。

普通はリアルタイムに伝えるものですが、さかのぼってレポートしたいとおもいます。
レポートというほどにたいした事ではなく、ひとり言のようなものですが。
お付き合い頂けると嬉しいです。

では、また後ほど。