Wednesday, October 31, 2007

めでたい?!

OCT,31




今月は何かとぱたぱたと、急ぎ足で過ぎてしまった感があります。
気付けば、もう明日から11月。
もうすぐ、今年も終わりです。


今月は母親が、私を産んでくれた月です。
それから随分と時間が過ぎて、気付けば33年も経ってしまっていました。

幼稚園の記憶だって、まだ鮮明にあるのに、
お遊戯会のときにやった事も無い、日本舞踊を踊らされ、嫌でしょうがなかったとか、
シュウジ君とブランコで遊んで、そしてその後に誰かをジャングルジムから突き落としちゃって、大変だったとか。。。

それからこんなにも時間が過ぎて、立派な?!大人になりました。

母にありがとうの手紙を書いたら、手紙の返信ではなく、珍しくメールでこんな返事がきました。


『白金も 黄金も 玉も 何せんに まされる宝 子にしかめやも』


これは万葉集で山上億良が詠んだ歌です。

こんな事、書いてくるなんて思いも寄らず、じわっときました。


こちらこそです、なんて妙によそよそしく返信しました。
素敵な母親だなと思ったのでした。

きっとこれからも母親にとってはずっと子供なんだなと、いまだ感じた事のない感情に想いを馳せました。
友人の何人かがもうすぐ子供を産みます。

これまでは、私と同じ目線だったけど、きっと変わるんだろうなと今から楽しみです。
子供ってすごいんですね。
宝ですって。
すごい。
ええ。

ねぇ。

Saturday, October 20, 2007

職人さんと

9月のpremiereから始まり、先日の九州展示会を最後に、2008春夏の展示会が全て終了しました。

ご協力いただきありがとうござました。

さて、早速あすからは生産すべく、秋田に行ってきます〜。
職人さん達との打ち合わせです。

秋田は寒いらしく、もうストーブがついているらしいです。
鍋がおいしい季節ですね〜☆

寒がりな私ですから、たくさん着込んで行ってきます。
今回はサイちゃんも、初秋田です。

では、明日から行ってきます〜!!

Friday, October 19, 2007

MATTO MENTOへようこそ〜

天気のよかった、今週の水曜日。
展示会の空き時間にmatto mentoにテクテク歩いて行ってきました。

お店は福岡市内の大名というところにあります。
繁華街から少し入った、落ち着いた環境にある、ゆっくりと時間の流れる空間です。
(車を止めるスペースもありますので、遠くからいらっしゃる方もゆっくり過ごしていただけます。)

入り口は開放感のある全面ガラス張りの扉。
天気のいい日は全開で、外の空間と一体化出来る造りです。
お店の前には、お客様ともお話が出来るように、ベンチが置かれています。

とりあえず休憩なんてのもいいです。
ベンチの横の花壇には、もうすぐ一面にクローバーの葉が咲き始める予定です。
楽しみ。





中に一歩はいると、天井が高く、白い壁に落ち着いたアンティークの什器。
何だか、ワクワクします。
何か気に入るものがありそう!という時、そんな気持ちになりませんか?

matto mentoは帽子等の小物を中心として、『商品を通して世界旅行の気分を!』をコンセプトに、そのシーズンに気になるお洋服も揃えています。
the north face、golden goose 、nanamica、勿論レディースもあります。


すこしですが、写真で店内をどうぞ☆










壁面にはピアス、ブレスレッド、ユニークなキーホルダーなどなど、くすぐられる商品が。



コロンとした可愛い形の巾着バッグはMARIA LA ROZA
コーディネイトにバルールのストール、素朴な風合いのCLEOのベレー。






valeurも可愛くディスプレイされて。







このリボンは10センチからカットしてくれるので、手首に一巻きして、ブレスレッドにするととってもかわいい。
もちろんラッピングにも。





最近、プレゼントの定番となりつつある、フランスからの『COTE BASTIDE』のフレグランス&バスグッズ。
私も愛用していますが、アロマの心地良い香りに包まれてリラックスした時間を過ごせます。
お部屋に置いておくだけでもかわいい佇まい。
これに、キャンドルを灯せばうっとりな空間が出来上がります。

本当におすすめです。






さてさて、ここでみなさまにスタッフの紹介です。

女の子、左から『まーぼう』『くみちゃん』『みずきちゃん』
後ろの怪しい人『チェザレ 阿部くん』
最近阿部君は、パリへバイイングへ行った際に、イタリア人のパオロさんから『チェザレ』というニックネームをもらいました。
だからチェザレ阿部です。

ご覧の通り、
いつも笑いの絶えないみんなです。

何も無いときでもついつい立ち話したくなるような、そんなお店です。
















『ぜひ、遊びに来て下さい。お待ちしております。』
と、言っていました。





ありがとうございました

九州の展示会に来て頂いたみなさま
お忙しいところありがとうございました。

遠くは岡山、鹿児島などからも来て下さいました。

今回タイミングよくFUDGEも発売になったばかりで、バイヤーさんからの、嬉しい反応の声も直接伺う事が出来て、嬉しく思っています。

みなさんから、たくさんのパワーをいただきました。

ありがとうございました。

気が早いですが、2008春夏のVALEURがお客様にも喜んで頂けますように☆

Wednesday, October 17, 2007

九州にて、展示会です

九州のお客様に会える唯一の時間。
半年に一回の貴重な時間。

帽子人口が少ないから難しいかも、、、とお話をしていたお客様はもうすぐ知り合って3年くらいになりますが、
今回改めて振り返りながらお話をして、最近は本当に帽子をかぶる人が増えましたよ~と、うれしい声。
私も帽子が似合うように今、髪を伸ばしていますとの事。

展示会中も全ての帽子を試着されていて、本当に嬉しかった。

キッズの帽子もほしいとリクエストもいただきました。
最近、この声が本当に多いのでびっくりです。

小さいってだけでもかわいいものです。

いつかできたらいいなとも思いますが、まだまだ未定です。


九州は地元だからなのか、ホッとします。

明日までの展示会、できる限りたくさんの方から話をききたいなと思います。

では~★

月夜の衝動

OCT.15

新月の日には日頃とらないような行動をとってしまっていることがある私。
いつも後になって気づきます。


「新月の魔法」


しかも今月は私の誕生月なので、きっとその影響も大きいのだと思います。

あんなことしなきゃ良かったな~とか、言わなきゃ良かったな~とか、後悔の嵐。
でもそのときは、何か自分以外のものに突き動かされるかのように、とても本能的に動いてしまっています。

月の満ち欠けで影響を受けるなんて、ばかげていると思うかもしれませんが、私はそうなんですよね、、、。

月光浴をした夜はよく眠れるし、次の日は静かにパワーがチャージされている感じがします。
太陽の光が苦手な分、月からの光で元気をもらっているんですね、きっと。

今日も月が見れるといいのですが。

Monday, October 15, 2007

偶然のおくりもの

日曜日に熊本から遊びに来ていた親友と上野に行く事にしました。

急に不忍池の弁天様にお参りがしたくなって、前日の夜から行くって決めて、ベッドに入ってからもそわそわ。

学生の頃から、私たち2人は、何も無くても楽しめるから、近所を散歩して1日過ごす事もありえるのですが、せっかくの休みを利用して遠くから来ているから、それも何だか味気ないなと思い、出かける事にしました。

もう毎年来てくれているから、観光名所はほとんど行ったから、特にここに行きたいとかの希望も無いらしく、お任せで。

で、なぜか参拝。

かなり乗り気な私たちは、いつもよりも早く身支度を整えていざ!!
天気もすこぶる良く、参拝日和。
サルスベリの木のピンクの花がとてもきれいに青空に映えています。
この色合い、光の入り方すごく好き好き、胸の奥の方がじんわりきます。






上野の森は初めて。

都心にいながら森を感じる、素敵な環境です。

見上げるとため息の出る景色。
この大きな木はたくさんの生命を支えているんだな~と、目を閉じて。
そよそよと優しく木々が揺れていて、その葉の重なる音を聞くだけで癒される時間です。

深呼吸。




しばらく進んで弁天堂へ。
蓮の葉が、とんでもなく大きくてすこし怖かった。
見渡す限りの蓮の葉の絨毯。
花の季節にも来てみたい。




小さい頃に祖母とよく卵をもって弁天様にお参りに行きました。
子供ながらに神様はこの卵を食べるんだ、新鮮な卵じゃなくちゃ、と思っていました。
お経を上げる最中も、卵の事が気になり、ちらちらと見ていた記憶がある。
なんで卵?もっとおいしいものはたくさんあるのに、と思っていました。
そのわけは、未だにわかりません。
ここにも卵のお供え物はありました。
次回は卵持参で。

参拝をすませて、何だか清々しい気持ちになった私たちは、かなり満足げに次ぎなる目的地へ!!





そう!!
なんと、偶然、シャガールの写真展が昨日から開催されていたんです。
本当に偶然、最近、家にシャガールの色彩が欲しいな〜と思っていたので、ホントにビックリ!!

思わず
『すごーい!!』と声を上げてしまいました。

この展覧会はシャガールの絵の個展ではないのですが、シャガールのアトリエの雰囲気、製作中のシャガールの子供のような無邪気な顔など、これまで見た事の無い世界がみれました。
勿論、本人の絵もあります。

光と色彩の織りなすファンタジーでした。

花の絵のポスターを買いました。

これで、部屋にシャガール色が加わり、自宅での幸せな時間が過ごせる事と思います。



こんな平和な時間を過ごして大満足な私たち。

熊本に着いたカノジョはロールキャベツを食べながら電話口で、また行こうね〜と言っていました。
次は江ノ島の弁天様ですね☆

Friday, October 12, 2007

PREMIERE 日記3

今回も会場には素敵な方達がたくさん。

この人達は会場をこのメイクと素敵な衣装でず〜っっと歩いていた。
思わず見とれていたら、写真をとっても良いと言われたのでパチリ。
男の人は30分、女の人は1時間のメイク時間。
それにしても本当にうっとりしてしまうほどに美しい。







そして毎回この会場でみかける名物マダム。
ずっと気になっていてなんだろう??この人って。
ものすごくチャーミングな笑顔で、ファッションもいつも個性的。

思いきって話しかけてみたら、全てフランス語で何もわからず、でしたが、気にせずにジェスチャーで想いを表現。。。

わたし、あなたの事すっごく素敵だと思うし、かわいい!!みたいなこと。

するとこのマダムも、このボーダーのワッチをかわいい!!と言ってくれて、被りたいといってくれました。
で、パチリ、この写真。
笑顔がホントにキュートです。
きっとこころもこんな笑顔なはず。
心は顔にでますからね。
次の日にもブースに来てくれました。

このマダム。なんとモデルさんでした。どおりで、さすがと思いました。






次はペネロペクルスそっくりのカノジョはVALEURのブースの前に出展していたジュエリー屋のお姉さん。(勿論年下ですけど)
私が座ってテーブルクロスにステッチ入れる作業をしていたら、興味を示してやって来てくれて、すごく好きだと言ってくれました。
そして、帽子をかぶりたいと。
!!嬉しいなと思い、これきっと似合うよと言い被ってもらった。
やっぱり似合う!!素敵ですね。
可愛い人は何を被っても可愛いから、美人は特だな〜と思いながらパチリ。
最後には、秋冬物のミモザをお買い上げ頂きました。ありがとうございました。それも勿論、とってもお似合いでした。






最後はおなじみのキーノさん。
傘やさんです。
毎回覗いてくれて、慣れないハグやキスをしてくれる。
生粋の日本人の私は、やはり気恥ずかしい。

今回お疲れ気味だったので指圧をしてあげたらすごく楽になったと、ご機嫌で、この写真。
すてきなおじいちゃまですね。


Thursday, October 11, 2007

07/Oct. PREMIERE 日記2

公園をバックに急遽この期間中だけテントが作られる。

なんだか旅芸人のサーカス小屋みたいなかんじです。
実際に展示会を、サンプルを持ち回り行脚してる人たちもいます。

そこがPREMIERE CLASSEの会場となります。








何回か来ていて顔見知りになる人たちもいます。
あんまり出展者の入れ替えもそうないから、年に二回、会えるのが楽しみになってきました。

バイヤーさんともここでしか会えないので、過ごす時間を大切にしたいと思うし、来て良かったと、喜んで、帰ってもらいたいと思います。

今回のバルールのブースはこんな感じです。






テーブルにはハンドステッチを入れたクロスを。
会場でお客様を待っている間に少しづつ仕上げています。
今後もすこしづつ変わっていくと思います。
このクロスが欲しいという方や、写真を撮っていく人たちもいてちょっとしたコミュニケーションツールです。





毎日ここに、朝メトロにのって通います。
朝のこんな何気ない日常も、私にとっては数日間のパリ暮らしを体験出来る嬉しい出来事。
いまだにメトロに乗るのは大好きです。
薄暗くて日本みたいにキレイではないのだけれど、独特の空気がただよっていて居心地が良いんですよね。
非日常だからいいんでしょうね。これが毎日だったらもっときれいにしてよ〜とか思うのかもしれませんね。

とりあえず、束の間の非日常を満喫すべく、頑張ります!!

07/Oct. PREMIERE 日記1

行ってきますも何も言わずに出かけてしまい、ただいまと言うのも何だかしっくりきませんが、
帰ってきました。

『ただいま!!』

10/5から4日間、プルミエールに行ってきました。
今回もたくさんの方のご協力のおかげで、無事に終える事が出来ました。

ありがとうございました。

先月もこのチュールリーの公園には花がたくさん咲いていて感動的でしたが、今回はもっと華やかに咲いていました。
日本の花壇ではなかなか見ない、色彩鮮やかでいて調和のとれた美しい花がゆれていました。
こんな色彩の中で暮らせたらどんなに幸せな事かと、おとぎ話を想いました。

ヨーロッパの物語にはフェアリーがよく出てきますが、この花壇にも確かにいるなと思わせる何かがありました。
みんなが花壇の前で記念撮影をしている横で、黙々と花に見入り写真を撮っている変な日本人風情な私。
花をバックに撮ってあげようかと、声をかけてもらったけれども(フランス語だったからわからなくて、彼らのジェスチャーではそんな事を言っていたと思う)、わたしにはそれは必要なかったから『ノン、メルシー』とカタカナ表記のコトバを伝えて一応笑顔で答えたりした。

設営の前にまずは公園へ。
今回もここに来れた事に感謝。






相変わらず空は薄曇りのグレーな色だけど、それとは対照的に鮮やかに彩りのある花達





ランダムに植えられたのだろうけど、そのナチュラルさがたまらなく好きでした。