Monday, February 11, 2008

おもてなしのこころ 2

とにかくすごい。

主婦の手料理の域を超えています。
今回イタリアで食べた料理の中で一番おいしかった!

本当に。

写真にはありませんが、無類の生ハム好きの飯原さんは、自宅で食事をする際には必ず生ハム、そしてワイン。
今回わたしもそのおいしさが、少しわかったような気がします。

これまでワインと生ハム、ワインとチーズなんて特に合うとも、合わないとも感じませんでしたが、『あっなんか仲良し!良く合うんだ』と思ったのでした。



最近ミラノでも買えるようになったのよと、嬉しそうに話してくれたフルーツトマト、ルッコラとまぐろのサラダ。
彩りもキレイ。(写真が画像が悪くてすみませんが、もっと鮮やかな色です。)
素材の味が生きていておいしかった。
ルッコラってこんなに味濃かったっけ?
いかに日本で適当なものを食べているのかが、わかった。



お魚はメカジキ。
日本で言う大根おろしをかけて。ガーリックがこっそりかくれていて、憎い。
これに京都の『黒七味』という香辛料をかけて、魔法がかかった。大人の味。
これまたおいしい。

思わず、『こんな手料理が毎日食べられるなんて、幸せですね〜』と言ったら、
隣で社長が『きょうは俺たちが来てるからだろ、毎日じゃないだろう、バカじゃないの〜』と。
そっか、これはおもてなし料理だ。

でも、味や盛りつけはセンスだから、飯原家の毎日の『おふくろの味』もきっとおいしいに違いない。
間違いない。

お母さんの『ほら、これもよばれてね』というコトバも、ここはミラノなのに関西の香りがした。
飯原家だ。




このパスタ。
初めて食べました。
なのに、名前を書いてなかった。
忘れました。。。
耳ダブみたいな、弾力があって、でもフニュっとしていて、味がしっかり絡んで。おいしかったな〜。

わたし、グルメのレポーターにはなれそうにないですね。
だって、おいしいとしかいえないから(笑)
悲しい事に、表現力が乏しい。





最後になんと、ティラミスとロールケーキ。
デザートまで手作り。
この時にもわざわざ『イチゴはお好きですか?』と聞きに来てくれた息子さん。
気遣いがすばらしい。
見習いたいと思いました。

こっちのデザートはだいたいすっごい甘いものが多くて、この甘い物好きの私でさえ、残してしまうことがある。
でも、お手製のデザート、甘さをおさえた最高のバランスでした。

本当は、社長がもしお腹がいっぱいなら、『私が食べましょうか?』と言いたいくらいでした(笑)。





買い物、下ごしらえ、調理、あとかたづけと、お料理のもてなしは本当に時間がかかります。

今日の為に、こんなにもたくさんの準備をしてもらった事、本当にありがたく思います。

おいしい料理があって楽しい会話があると、人生はもっともっと楽しくできるんだな〜と今回改めて実感しました。

こんな素敵な時間を設けてくださった飯原家のみなさんに心から感謝します。

ありがとうございました。

そしてこれからもどうぞよろしくお願いします。

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