Monday, March 12, 2007

原始的なやりかたで

アムステルダムにて

28.Feb

ようやく到着、アムステルダム〜!!
いつもよりわざと大きく息を吸い込んで、ふむふむこれがオランダの空気か。と。
表情がゆるみっぱなしだわ〜。
目に入ってきたのはブルー。やたらと多い気がする。そう言えば制服もブルーだったな。





乗り継ぎまで1時間半。
少し空港内を見て回る事にしよう。


空港内にはいわゆる観光的なオランダがた〜くさん。
チューリップ、ダリアの球根。木靴。
かわいい!!
空港でこんなにも癒されるなんて。直感で「ここ好き!」って思った。







きょろきょろしすぎて、時間も少なくなってきたので搭乗口へ駆け足。束の間のオランダを満喫して満足げな私。いざフランス、まっててねパリ〜と心の中で叫びつつ乗り込む。
しばらくして機体の下の方から、原始的な打撃音が聞こえてきた。何かを打ち付けている、突き上げている
そんな音。外が騒がしくなってきた。おじちゃんたちが寄って来た。なかなか動き出さない、何だ?





数分後、全員機内から出された。
メンテナンスをするから一旦出てください。今後の事は未だわかりませんが、7時まで待ってくださいとのアナウンス。今は6時半くらい。どうやら荷物を機体の貨物室に入れるときに、機体とカーゴ車が衝突してヒコウキを壊してしまったらしい。。。。じゃあ、あの叩く音は、それを治そうとしてとった策だったの?!
すごい、強引、大胆不敵、そんなんで治るはず無いじゃない!!背筋がぞっとした。
同時にカウンターはクレームの嵐となりました。



結局、ファーストクラス以外の乗客は当日便の振替が不可能で、翌日便にてパリに向かう事に。さすがファーストクラス。ピンチのときに効力を発揮するんだなと感心。
それにしても、国民性なのかこのトラブルの対応に於いてもホーント、スタッフはみんなのんびりしている。
もうかれこれ2時間半も待たされているのに、定時になったら乗客を待たせたまま帰っちゃう。「はい、私の仕事はもうおわり!」みたいに。もう怒る気にもなれなくて呆れて笑ってしまった。日本じゃあり得ない。そう、ここはオランダなんだな。

小さなトラベルセット(スキンケアセット、Tシャツ、靴下、デオドラント等)をもらい、ちょっとしたプレゼントでも受け取った気分でウキウキして、用意してもらったホテルに向かうために外に出た!
『スキポール』と書かれたエントランスに見とれる。
ホントの上陸だわ〜!と、トラブルだけど、気持ちは楽しんでいる。ちょっとした冒険気分。空港で一緒になった日本人の女性2人と私との3人で用意してもらったホテルへシャトルバスで移動。もう23時。





ホテルがキレイで3人で一気にテンション上がる。
けど明日、朝の6時半のフライトだから、5時半のシャトルバスバス!!
長い1日。
家をでて何時間だろう??計算する気にもなれず。
まさか自分の身ににこんな事が起こるとは思いませんでしたよ〜。

それにしてもキレイで無駄に広い部屋。
日本でこじんまりと暮らすわたしには、この余裕のありすぎる空間が所在無さげに感じてしまう。
壁のゴシック調の絵がちょっと怖いし。
と、電気は消さずに。

おやすみなさい☆

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