少しづつ周りの声がきこえはじめた
景色に色が戻ってきた
笑い声が心地よく感じれるようになってきた
あの人にとってはそんなこと
かも
しれない
強いピンク色の花の色にも気持ちが負けないくらいに回復して
窓辺のサンキャッチャーのプリズムに
深く呼吸をあわせてみたりして
いただきもの
乳白色の「ちょうちょ」のマグカップ
ほっこりというにはうまくなじめない、もっと深いところでしみわたる感覚
芯からあたたまる
誰かと一緒にいても孤独
ひとりの孤独
コドク?
そんなこと、どうでもいいこと?
モネは人生の最後まで庭を愛した。
色彩あふれ、風にゆれ、水に輝くその庭
完成はしなかったに違いない
満足は一瞬だったに違いない
そんな刹那的な喜びのために日々の手入れはあり、また、
思いのままにいかないこと
モネの庭は美しい
だけど
それだけではなくどこか切ない
そんなこと。
「とげまる」
求める者はみんなそうなんだ。
いつも感情の50%でしか生きれなくなってしまったあの人をどう思うか
わからない。
自分で決めたこと。
ハイジの暮らす山小屋はどこにいあるのか。
ありがとうと言いながら、目をそらすなんてこと。
そこにはもうないよと、誰かが言っている。
それもまた、どうでもいい。
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